2016年12月30日金曜日

【Bリーグ】16-17 京都ハンナリーズ 前半戦振り返り

 

 
2016年も後二日となりました。京都ハンナリーズの前半戦を振り返ります。
 
京都は、13勝14敗で西地区4位。シーズン開始前は「他1部リーグのチームと比較すると、戦力的には厳しいと思います。今期の目標は1部残留でしょう」と予想していたので、大健闘と言えるでしょう。
 
昨シーズンのbjファイナルに進出した沖縄(11勝16敗)、富山(5勝24敗)、秋田(7勝22敗)と比較しても一番良い成績です。
 
上記3チームは昨シーズンのチームをベースに今シーズンも戦っています。しかし、京都もそれは同じです。”好成績”の要因は戦術面の変化だと考えています。
 
 
京都はBリーグが開幕してからファストブレイクを積極的に狙うようになりました。ただし、アップテンポのゲームをやりたいのではなく、ディフェンス成功時を中心に速攻を仕掛けます。
 
サッカーで例えるとカウンターアタックです。守備を固めて、速攻で数的優位やスピードに乗ったプレイで得点を奪います。
 
この戦術は主に”弱い”チームが取り入れることが多いです。2015-2016プレミアリーグで、レスターがカウンター中心のサッカーで優勝。彼らも地方の弱小クラブでした。
 
 
京都がほぼ五分の成績を残せたのは、レスターと同様にカウンターアタックという弱者の戦術を取り入れたからだと思います。
 
サッカーのカウンターアタックは守備的でつまらないと言われてしまいがちですが、バスケは違います。原則24秒でポゼッションが切り替わりますし、ファストブレイクはチームと観客を盛り上げます。
 
 
12月には、強豪のA東京や栃木から白星を取りました。バスケット観戦をしたことがない人でも、楽しめるバスケットをしています。京都の観客数は低迷していますが、一人でも多くの方に観戦してほしいです。
 
 
以上


2016年12月17日土曜日

【Bリーグ】16-17 第24Game 京都ハンナリーズ VS 栃木ブレックス

 


2016/12/17 京都ハンナリーズ 60-82 栃木ブレックス@ハンナリーズアリーナ
観客数:3472人
 
 
ハンナリーズアリーナに田臥が来るということで、会場は大入り。改めて田臥のネームバリューのすごさに驚かされます。
 
 
京都は先日の日本代表合宿で小島が左膝半月板損傷の大けが。近日中に手術を受けて復帰時期未定とアナウンスされているため、今シーズン中の復帰は厳しそうです。
 
 
先週、ハンナリーズはアルバルク東京から金星ともいえる1勝をあげました。それもあって栃木はスカウティングをしっかりしてきたと思います。主なポイントは三つです。
 
 
1つ目はポストプレイ。京都はポストにボールを預けてオフェンスを展開したいのですが、栃木のマークマンが前に出て、パスを出させません。その結果、ボールがスムーズに動かず、タフショットを打たされることが多かったです。
 
 
2つ目は岡田のピックを使った3ポイント。スクリーナーのマークマンと岡田のマークマンが連動して、岡田にオープンのシュートを打たせませんでした。
 
 
3つ目は、ペリメーターエリアのディフェンス。京都はインサイド、ドライブと3ポイントは、体を寄せてディフェンスをしていたのですが、ペリメーターエリアのシュートをある程度打たせていました。通常、2ポイントのジャンプシュートは、得点効率が悪いためです。
 
しかし、栃木は作戦としてペリメーターエリアから積極的にシュートを打ってきたため、確率よく決まっていました。あれだけ決まるのは京都としても誤算だったと思います。
 
 
大敗したゲームになりましたが、落ち込むことはありません。これだけスカウティングされたのは、旧NBL上位のチームにハンナリーズが認められたということ。
 
ここからさらにチームとしてチャレンジしていってほしいです。
 

 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#2 川嶋 勇人 4.5 | 0,1,2
#5 マーカス・ダブ 5.5 | 14,9,0
#8 村上 直 3.5 | 2,1,1
#12 岡田 優介 4.5 | 2,0,0
#15 佐藤 託矢 4.0 | 7,3,0
#17 日下 光 DNP
#24 ローレンス・ヒル 5.0 | 7,3,1
#33 内海 慎吾 5.5 | 8,4,0
#34 籔内 幸樹 4.5 | 5,1,2
#42 ケビン・コッツァー 5.5 | 15,6,2
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#2 川嶋 勇人 4.5 | 0,1,2
 ペイントの外でボールを持たされ、タフショットを強いられた
 
#8 村上 直 3.5 | 2,1,1
 ポイントガードとしてチームをコントロール出来なかった
 
#15 佐藤 託矢 4.0 | 7,3,0
 3ポイントを決めたが、雑なパスでターンオーバー3つ
 
#33 内海 慎吾 5.5 | 8,4,0
 オープンのスリーを決めて2Qの挽回に貢献
 
#42 ケビン・コッツァー 5.5 | 15,6,2
 もう少しリバウンドを取ってほしかった
 
以上


2016年12月4日日曜日

【Bリーグ】16-17 第21Game 京都ハンナリーズ VS 秋田ノーザンハピネッツ

 

 
2016/12/4 京都ハンナリーズ 71-46 秋田ノーザンハピネッツ@ハンナリーズアリーナ
観客数:1327人
 
 
今日は右京区民とレディースDayの割引、キッズチアの発表会が実施されていたのですが、観客数は1500人に届かず。厳しい数字が続きます。
 
 
昨日の試合でモリソンにインサイドを支配されて苦しんだ京都。今日はマッチアップしたヒルが、モリソンの前で体を張ってディフェンスして、ローポストへボールを入れされない。また、リバウンド争いでもボックスアウトをしっかり行って、ボールに触らせませんでした。
 
思うようにプレイ出来なかったモリソンは、1Qで2つのファールを犯し早々にベンチへ。昨日の試合はここでインサイドへ簡単にボールを集めすぎて、ボールの周りが悪くなりました。しかし、今日はボールを散らせて的をしぼらせなかったです。
 
 
2Q、出場停止明けの佐藤がバスケットカウントを決めるなどして秋田を引き離す。京都のシュート成功率が高いため、秋田はリバウンドからの速攻も出せず、前半19得点に終わる。前半終了 京都 42-19 秋田。
 
後半も、前半の大量リードキープして、京都 71-46 秋田 で京都の勝利。
 
 
ファーストシュートがアリープダンクだったことから分かるように、京都は高い集中力で望めた試合だったと思います。昨日は勝つべき試合を落としてしまったので、その悔しさをしっかりぶつけることが出来ました。
 

 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#1 小島 元基 6.5 | 6,1,3
#2 川嶋 勇人 8.0 | 13,5,0
#5 マーカス・ダブ 7.0 | 10,8,0
#8 村上 直 6.5 | 8,0,2
#12 岡田 優介 5.0 | 0,4,0
#15 佐藤 託矢 6.5 | 7,1,2
#17 日下 光 4.5 | 0,0,0
#24 ローレンス・ヒル 7.5 | 10,3,0
#33 内海 慎吾 6.0 | 5,2,0
#34 籔内 幸樹 6.5 | 8,5,0
#42 ケビン・コッツァー 5.0 | 4,3,0
 
※印象に残った選手のみコメント
#2 川嶋 勇人 8.0 | 13,5,0
 絶好調。ポストプレイからのフェイダウェイシュートが面白いように決まる
 
#8 村上 直 6.5 | 8,0,2
 今シーズンの3ポイント成功率は驚異の48.4%(15/31)、シュートリリースが早くなった
 
#17 日下 光 4.5 | 0,0,0
 フリーの3ポイントを外し、速攻のチャンスをターンオーバーといいとこなし
 
#24 ローレンス・ヒル 7.5 | 10,3,0
 モリソンをファールトラブルへ追い込んだインサイドディフェンスは見事
 
#34 籔内 幸樹 6.5 | 8,5,0
 得点が取れるようになってきた。後は3ポイント成功率をあげたい
 
以上


2016年12月3日土曜日

【Bリーグ】16-17 第20Game 京都ハンナリーズ VS 秋田ノーザンハピネッツ

 

 

2016/12/3 京都ハンナリーズ 78-79 秋田ノーザンハピネッツ@ハンナリーズアリーナ
観客数:1004人
 
 
30分前に試合会場へ入ったのですが、お客さんの少なさにびっくり。試合の結果に関わらず、今日は”負け”だと思いました。
 
 
京都のオンザコートは1-2-1-2、秋田は2-1-1-2。前節の乱闘で佐藤が出られないことを見越して、秋田が外国籍選手の数にギャップを作ってきました。
 
 
秋田は岡田のマークが甘く、前半だけで4本の3ポイントを献上。オーバーカンファレンスでスカウティングが足りないのではと思いました。
 
オフェンスもタフショットが多かったのですが、モリソンがリバウンドを頑張ったおかげで、試合内容ほど点差が離れない。前半終了 京都 38-35 秋田。
 
 
3Qはモリソンが躍動。インサイドでボールを持つとほぼ確実にスコア。シュートを外しても自分でリバウンドを取ってシュートを決めるさまはモリソン無双でした。
 
4Q、モリソンが4ファールでベンチへ下がる。これでインサイドで主導権を握れると思ったのですが、京都はボールの周りが悪くなり、得点が伸びない。
 
逆に秋田は、モリソンがいなくなって他の選手が躍動。スティールからの速攻などもあって逆転に成功。京都は岡田の3ポイントで食い下がるも1点足りず、京都 78-79 秋田で秋田の勝利。
 
 
京都は、B2降格圏の秋田に痛い1敗。ただ、1点差負けなので明日勝って直接対決を優位にしておきたい。
 

 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#1 小島 元基 7.0 | 13,2,4
#2 川嶋 勇人 6.5 | 8,2,0
#5 マーカス・ダブ 7.5 | 17,15,1
#8 村上 直 6.5 | 8,0,2
#12 岡田 優介 7.5 | 22,1,0
#17 日下 光  DNP
#24 ローレンス・ヒル 4.5 | 3,0,1
#33 内海 慎吾 5.5 | 3,0,1
#34 籔内 幸樹 5.0 | 0,1,0
#42 ケビン・コッツァー 4.5 | 4,7,2
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#2 川嶋 勇人 6.5 | 8,2,0
 2Qのポストプレイやドライブからの連続スコアは頼もしかった
 
#5 マーカス・ダブ 7.5 | 17,15,1
 今日もチームにエナジーを与える活躍
 
#12 岡田 優介 7.5 | 22,1,0
 3ポイント6/12の荒稼ぎ
 
#24 ローレンス・ヒル 4.5 | 3,0,1
 谷口のディフェンスに苦労するようでは厳しい
 
#34 籔内 幸樹 5.0 | 0,1,0
 1本決めたかった
 
#42 ケビン・コッツァー 4.5 | 4,7,2
 今年もモリソンを止められず
 
以上


2016年11月27日日曜日

【Bリーグ】16-17 第19Game 京都ハンナリーズ VS 滋賀レイクスターズ

 

 
2016/11/27 京都ハンナリーズ 91-67 滋賀レイクスターズ@ハンナリーズアリーナ
観客数:1442人
 
今節のパンフレットに試合会場のMAPと比較的空いているトイレが記載されていました。1階のトイレは混雑していて、2階の奥のトイレはガラガラだったので、良い案内だと思います。
 
 
試合は序盤、滋賀がペースを握る。京都は、滋賀のタイトなディフェンスで外角からのシュートが多く、得点が伸びない。
 
逆に滋賀は、ボールがよく回りフィニッシャーのマブンガが高確率で得点を決める。1Q終了 京都 14-24 滋賀 で滋賀のリード。
 
2Q半ば、佐藤とウィーバーのゴール下のポジション争いで小競り合いが乱闘に発展し、両者退場となる。乱闘でベンチメンバーがコートに入ると退場になるルールがあります。そのため、コッツァーがベンチで味方をコートに入らないように制していて、隠れたグッジョブと思いました。

先日の千葉vsA東京の乱闘でベンチメンバーがコートに入り、13人退場者が出たことは記憶に新しいです。この時の教訓が生かされました。
 
 
乱闘直後、ちょうどオフィシャルタイムアウトではんなりんのダンスパフォーマンス。よどんだ会場の空気を変えてくれて、女神に見えました。
 
試合再開後、京都が逆転。3Q以降もリードを広げて、試合終了 京都 91-67 滋賀 で京都の勝利。
 
 
 
勝因の一つは、2Q以降マブンガを5得点に抑え、ディフェンスでも弱点をしっかりついたことです。
 
マブンガのオフェンスは、川嶋がマークしてミスマッチをあえて作る。マブンガが1対1を仕掛けますが、他の4人の足が止まっていました。滋賀のリズムが悪くなりやすいように仕向けていたといえます。
 
マブンガのディフェンスは、ダブのポストプレイで攻めさせる。彼はインサイドのディフェンスがそれほど良くないので、ダンクを含めて高確率で得点を決めることが出来ました。
 
 
琉球が敗れて、京都が勝ったため11月末時点で西地区4位が確定。京都はオールジャパンに出場が決定しました。せっかくなので、レギュラーシーズンで試しづらいプレイも実践してほしいです。
 
 

 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#1 小島 元基 6.5 | 6,3,2
#2 川嶋 勇人 8.5 | 12,4,0
#5 マーカス・ダブ 8.5 | 21,11,3
#8 村上 直 6.5 | 6,1,2
#12 岡田 優介 5.5 | 5,0,0
#15 佐藤 託矢 1.0 | 2,0,0
#17 日下 光 5.0 | 0,0,0
#24 ローレンス・ヒル 6.0 | 3,2,0
#33 内海 慎吾 7.5 | 13,0,1
#34 籔内 幸樹 7.0 | 11,0,0
#42 ケビン・コッツァー 7.0 | 12,4,4
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#2 川嶋 勇人 8.5 | 12,4,0
 マブンガをかなり守れていました
 
#5 マーカス・ダブ 8.5 | 21,11,3
 闘将。スラムダンク最高でした!
 
#12 岡田 優介 5.5 | 5,0,0
 厳しいマークで得点伸びず
 
#15 佐藤 託矢 1.0 | 2,0,0
 乱闘はキャプテンとして、耐えてほしかった
 
#33 内海 慎吾 7.5 | 13,0,1
 3ポイントを3本沈める
 
以上


2016年11月20日日曜日

【Bリーグ】16-17 第16Game 京都ハンナリーズ VS シーホース三河

 

 
2016/11/20 京都ハンナリーズ 78-93 シーホース三河@舞鶴文化公園体育館
 
観客数は1147人。昨日、今日と寂しい数字が並びました。舞鶴開催にあたって、今までの付き合いもあるでしょうが、来年は開催の是非を見直してもよいかと思います。
 
 
1Q、昨日の試合でアシスト中心のプレイだった桜木が積極的に得点を取りにくる。彼はシュート力に加え、ファウルをもらうのが上手く、佐藤では抑えきれない。
 
さらにアウトサイドからも比江島と金丸が高確率でシュートを決めるため、1Qだけで三河に27得点を取られました。
 
 
京都は、ハーフコートオフェンスでうまい合わせからシュートしてもブロックされるなど、三河の高さを攻略できない。しかし、ファストブレイクは効果的に決まりました。
 
平面のバスケットに持ち込むことで、三河の高さを無効にできていたと思います。今シーズン、京都は他チームに比べてサイズがないため、速攻を狙える時は必ずチャレンジすることを心掛けています。
 
 
3Q、前半に引き続きハーフコートオフェンスが通じない。佐藤を下げて川嶋を投入し、スモールラインナップでトランジションの激しいバスケットをしかける。この作戦がはまり、最大20点あった得点差を6点差まで詰め寄る。
 
しかし、三河はベテラン柏木のスティールなどで逃げ切り、京都 78-93 三河 で試合終了。2連敗になりましたが、刈谷での大敗から1か月でよく挽回したと思います。
 

 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#1 小島 元基 5.5 | 6,1,4
#2 川嶋 勇人 5.0 | 2,4,1
#5 マーカス・ダブ 5.0 | 8,4,0
#8 村上 直 6.0 | 8,5,2
#12 岡田 優介 6.0 | 12,2,3
#15 佐藤 託矢 5.0 | 3,1,2
#17 日下 光  DNP
#24 ローレンス・ヒル 6.5 | 16,4,0
#33 内海 慎吾 5.5 | 6,0,0
#34 籔内 幸樹 5.0 | 4,2,0
#42 ケビン・コッツァー 6.0 | 13,7,3
 
※印象に残った選手のみコメント

#1 小島 元基 5.5 | 6,1,4
 狩俣を交代に追い込んだディフェンスは見事
 
#5 マーカス・ダブ 5.0 | 8,4,0
 追い上げムードでファウルトラブルはもったいなかった
 
#8 村上 直 6.0 | 8,5,2
 トランジションゲームで躍動。3ポイントを1本決めたかった
 
#24 ローレンス・ヒル 6.5 | 16,4,0
 チームトップの16得点
 
#34 籔内 幸樹 5.0 | 4,2,0
 今シーズン、得意のドライブをブロックされるシーンが目立つ
 
以上


2016年11月19日土曜日

【Bリーグ】16-17 第15Game 京都ハンナリーズ VS シーホース三河

 

 
2016/11/19 京都ハンナリーズ 69-78 シーホース三河@舞鶴文化公園体育館
 
  
観客数は884人。数年前と比べてホテルの宿泊費が高騰しているため、日帰りで舞鶴まで行きました。どこの地域に行ってもホテル代が値上がりしています。
 
 
さて、京都は10月の三河戦@刈谷で大差負け。特にやられたのが桜木です。
 
彼にインサイドでボールを預けて、パスアウトからのシュートが面白いように決まりました。三河はアウトサイドのシュート力も高いため、京都お得意のダブルチームも仕掛けずらく、なすすべがなかったです。
 
 
今日の試合、京都は自分のマークマンを無視しない程度に桜木へダブルチームを仕掛ける。桜木の得点とアシストがそれほど伸びなかったので、有効だったと思います。
 
しかし、桜木がだめなら三河には日本代表シューターの比江島と金丸がいます。3Qを終えて、京都 49-55 三河と逆転のチャンスは残されていたのですが、4Qだけで二人に14得点を決められ勝負あり。京都 69- 78 三河で試合終了。
 
 
負けはしましたが、前回の課題であった桜木を抑えることに成功したのは収穫です。明日の試合は三河のシューター陣のケアもしっかりしたい。
 
 

今日も桜木のアシスト能力の高さが象徴されたシーンがありました。
 
以下の場面ではインサイドの桜木が、逆サイドの比江島にパスして3ポイントが決まります。



 
同様のシーンがエドワーズにもありました。しかし、パスが合わずターンオーバーになります。




桜木は40歳になりましたが、いまだに第一線で活躍しています。活躍出来ている理由は、アシスト能力の高さだと思いました。
 
 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#1 小島 元基 6.0 | 13,3,3
#2 川嶋 勇人 4.5 | 0,3,1
#5 マーカス・ダブ 6.5 | 9,9,2
#8 村上 直 4.5 | 0,2,0
#12 岡田 優介 7.0 | 16,2,0
#15 佐藤 託矢 6.0 | 6,2,2
#17 日下 光  DNP
#24 ローレンス・ヒル 5.0 | 7,1,0
#33 内海 慎吾 6.0 | 8,1,0
#34 籔内 幸樹 4.5 | 0,1,0
#42 ケビン・コッツァー 6.5 | 10,9,2
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#1 小島 元基 6.0 | 13,3,3
 13得点と復調ぎみだが、PGとしてチームとボールを動かせていない
 
#8 村上 直 4.5 | 0,2,0
 プレイタイム9分で2ターンオーバーは多い
 
#12 岡田 優介 7.0 | 16,2,0
 得点だけでなく、オフザボールの動きでディフェンスのずれを作れている
 
#15 佐藤 託矢 6.0 | 6,2,2
 桜木に及第点のディフェンス
 
#33 内海 慎吾 6.0 | 8,1,0
 3ポイント2/2、シュート機会を増やせるようにチームでアシストしたい
 
以上


2016年11月6日日曜日

【Bリーグ】16-17 第14Game 京都ハンナリーズ VS 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

 


2016/11/6 京都ハンナリーズ 77-69 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ@ハンナリーズアリーナ

観客数は1671人でした。昨日の試合を勝利した京都。ボールと人がよく動くようになり、ダブとヒルもチームにフィットしてきました。
 
 
前半、コッツァーとダブがファウル3つでファウルトラブルに。On2の時間帯ながら佐藤を入れてon1となりましたが、佐藤が良く試合をつなぎました。
 
京都は、川嶋、佐藤を外国籍選手にマッチアップさせてギャップを作り、ダブルチームでプレスをかけてボールを奪うシーンが何度かありました。このようにディフェンスは成功しますが、その後のオフェンスで得点を奪えず流れに乗れない。前半終了 京都 29-27 名古屋D。
 
 
—–
開幕戦以降調子が落ち気味な小島。この日も迷いながらプレイしているように見えました。チームの戦術と自分の持ち味をミックス出来ていないと思います。
 
この日も3Qまでは今一つでしたが、4Q最後に同点シュートを決めて延長戦へ。延長戦では3ポイントも決めて、チームの勝利に貢献。小島がチームとかみ合った時、京都はさらに強くなります。
 
 
もう一人気になっていた選手は内海。昨シーズンと比べて3ポイント試頭数、成功率ともに落ちていました。しかし、今日の試合では3/4と大当たり。人とボールがよく動き、オープンで3ポイントを打てていたからだと思います。
 
内海は、キャッチ&シュートが得意で、ドリブルをついて3ポイントを打つのは不得意。チームにある程度お膳立てしてもらって、生きるプレイヤーです。彼が気持ちよく3ポイントを打てている時、チームの状態も良いといえます。
 
 
—–
延長戦は、ファウルトラブルで外国籍選手の退場が続き、On0で1分28秒を戦うことに。全員身長190cm未満の超スモールラインナップながら、川嶋がディフェンスリバウンドをもぎ取るなどハッスルして、京都 77-69 名古屋D で京都の勝利。
 
首位名古屋Dに連勝してB2降格圏から脱出。バイウィーク明けは三河戦です。前回大敗した相手にどう立て直すか注目です。
 


 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#1 小島 元基 6.5 | 11,3,3
#2 川嶋 勇人 7.5 | 11,5,1
#5 マーカス・ダブ 4.0 | 4,2,0
#8 村上 直 6.0 | 6,1,1
#12 岡田 優介 7.0 | 11,5,3
#15 佐藤 託矢 6.5 | 0,6,0
#17 日下 光  DNP
#24 ローレンス・ヒル 7.5 | 11,3,2
#33 内海 慎吾 7.0 | 11,2,0
#34 籔内 幸樹 5.5 | 0,0,0
#42 ケビン・コッツァー 7.0 | 12,10,2
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#2 川嶋 勇人 7.5 | 11,5,1
 スタメン起用にこたえる2桁得点と勝利をもぎ取るリバウンド
 
#5 マーカス・ダブ 4.0 | 4,2,0
 ファウルトラブルで9分未満のプレイタイム
 
#12 岡田 優介 7.0 | 11,5,3
 延長戦、ファウルをもらって得点をつなぐところがベテランらしい
 
#24 ローレンス・ヒル 7.5 | 11,3,2
 フィールドゴール5/5、華麗なアシストも出た
 
以上


2016年10月8日土曜日

【Bリーグ】16-17 第5Game 滋賀レイクスターズ VS 京都ハンナリーズ

 

 
2016/10/8 滋賀レイクスターズ 61-71 京都ハンナリーズ@ウカルちゃんアリーナ
 
 
観客数は1460人と京滋(滋京)ダービーにもかかわらず寂しい数字。少なくとも2000人は入ってほしいと思います。
 
 
過去4試合、滋賀のオンザコートは2-1-1-2が多く、逆に京都は1-2-1-2のみでした。しかし、本日の試合は、滋賀1-2-1-2、京都2-1-1-2。
 
京都は、滋賀のオンザコートに合わせるために変更したけど、滋賀も変えてきて思惑が外れたのだと思います。京都は日本籍ビッグマンが佐藤一人しかおらず、ファウルトラブルが怖いため、ギャップのあるクォーターは作りたくないはずです。
 
オンザコートを聞いて、前半は同点で乗り切れば御の字だと思いました。
 
 

前半終了時点で、滋賀 29-33 京都 と京都リード。しかし、佐藤がファール3つとファウルトラブルを抱えており、火種は抱えた状態で後半を迎えます。
 
3Q、滋賀はインサイドを攻めて、開始早々佐藤のファウルを誘う。佐藤はファウル4つとファウル出来ない状態となりましたが、中途半端なプレイで5つ目のファウルも吹かれてファウルアウト。
 
ここで救世主となったのが川嶋。前半に引き続きマブンガをディフェンスし、イージーなシュートを打たせませんでした。
 
オフェンスでも手詰まりになったとみるやドライブで仕掛けチームの得点を引き出します。このQは川嶋さまさまで、4Q途中で交代した時も浜口HCから最大限の祝福を受けていました。
 
 
3Q終了、滋賀 55-53 京都。苦しい3Qを2点差でしのいだ京都は、4Q開始早々逆転。滋賀に逆転する力は残されておらず、京都がそのまま勝利。
 
滋賀は好調の長谷川が怪我で途中離脱したのが痛かった。最後はマブンガに任せすぎて、ろくなオフェンスが出来ていませんでした。
 
降格争いが想定される滋賀に勝てたのは、とても大きい。出来れば、明日も勝って直接対決の成績面でもリードしておきたい。
 

 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#1 小島 元基 4.5 | 2.2,4
#2 川嶋 勇人 7.5 | 8,4,0
#5 マーカス・ダブ 7.0 | 8,8,0
#8 村上 直 5.5 | 2,0,0
#12 岡田 優介 6.5 | 8,4,0
#15 佐藤 託矢 5.0 | 5,3,0
#17 日下 光 DNP
#24 ローレンス・ヒル 7.0 | 14,1,0
#33 内海 慎吾 5.5 | 4,1,0
#34 籔内 幸樹 5.0 | 2,1,0
#42 ケビン・コッツァー 8.0 | 22,12,1
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#1 小島 元基 4.5 | 2.2,4
 3Qまでのふぬけたプレイは言語道断。今年は小島のチームなのだから4Qの動きを継続してほしい。
 
#2 川嶋 勇人 7.5 | 8,4,0
 ぱっとしないと思っていたけど、高さを生かしたポストプレイなど攻撃面でも可能性を見せてくれました。
 
#12 岡田 優介 6.5 | 8,4,0
 田中大地のディフェンスに苦しむも3ポイント2本
 
#15 佐藤 託矢 5.0 | 5,3,0
 動きは良かったけど、佐藤の変えはいないので、ファウルは抑えないといけない。
 
#33 内海 慎吾 5.5 | 4,1,0
 岡田のマークが厳しかったので、もっと3ポイントを打ってほしかった。
 
#42 ケビン・コッツァー 8.0 | 22,12,1
 フリースローのボールの回転が良くなった。今年は7割超えるかも。
 
 
以上


2016年10月1日土曜日

【Bリーグ】16-17 第3Game 京都ハンナリーズ VS 大阪エヴェッサ

 

 
2016/10/1 京都ハンナリーズ 72-63 大阪エヴェッサ@ハンナリーズアリーナ
 
 
ホーム開幕戦の京都ハンナリーズ。観客数は3031人と立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。通常の試合でも2000人程度入ってほしいと思います。
 
 
オープニングのパフォーマンスをしっかり行ったため、観客のボルテージは最初から高かったです。途中、危機トラブルで2回中断したのは残念でしたが、会場の雰囲気はよかったです。
 
 
今日の試合、大阪で目立った選手が二人います。一人はポイントガードの木下。彼がボールを持つとチームが落ち着き、しっかりオフェンス出来るので、京都としては怖い存在でした。
 
もう一人はハレルソン。フィジカルを生かしたインサイドはもちろん、柔らかいタッチで3ポイントを連発。大阪は良い選手を取りました。
 
 

さて、今シーズンの京都は走るバスケットを意識しています。190cm以上の日本籍選手が佐藤のみ。インサイドの要であるコッツァーも202cmと他チームに比べて高さがありません。
 
ハーフコートだと高さ勝負になることが多いので、速攻で平面のバスケットに持ち込み、サイズの不利が出にくいようにしたいためです。
 
昨シーズンと比べて、コッツァーと佐藤の動きが軽やかです。チームの走るバスケットに合わせるため、夏場かなり絞ってきたと思います。
 
 
今日の試合でも速攻から岡田が3ポイントを打つ場面が何度もありました。京都が上位のチームに勝つためには、速攻&3ポイントをどれだけ決められるかが勝負だと思っています。京都でこのプレイが一番得意なのは岡田。彼の活躍に期待したいです。
 
 
試合は、3Qに京都が逆転してリードを保ったまま勝利。前半とは違い後半の村上が安定したプレイで、小島に十分休養を取らせることが出来たため、安心して試合を見ることが出来ました。
 
 

 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#1 小島 元基 7.0 | 6,0,6
#2 川嶋 勇人 5.5 | 0,0,0
#5 マーカス・ダブ 6.0 | 6,3,0
#8 村上 直 6.0 | 5,0,0
#12 岡田 優介 7.5 | 16,3,0
#15 佐藤 託矢 7.5 | 7,5,1
#17 日下 光 5.5 | 0,0,0
#24 ローレンス・ヒル 6.5 | 9,1,0
#33 内海 慎吾 6.0 | 4,2,0
#34 籔内 幸樹 6.0 | 4,1,0
#42 ケビン・コッツァー 7.5 | 13,10,1
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#1 小島 元基 7.0 | 6,0,6
 6得点もアシスト6が光る。
 
#2 川嶋 勇人 5.5 | 0,0,0
 ボール運びとディフェンスは及第点だが、オフェンスで怖さがない。
 
#8 村上 直 6.0 | 5,0,0
 前半は一人でバタバタしていたが、後半はチームにフィット。
 
#12 岡田 優介 7.5 | 16,3,0
 彼のシュート練習は必見。自分でパスしてシュートを打ちます。
 
#15 佐藤 託矢 7.5 | 7,5,1
 On1の時間帯よく繋ぎました。
 
#42 ケビン・コッツァー 7.5 | 13,10,1
 高さとフィジカルのあるギブソンとハレルソンにやや苦しみながらもダブルダブルの活躍。
 
以 上。


2016年9月25日日曜日

【Bリーグ】16-17 第2Game 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ VS 京都ハンナリーズ

 

 
2016/9/25 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 76-79 京都ハンナリーズ@愛知県体育館
 
 
昨日に引き続き、今日の試合も4719人と大入りの愛知体育館は、赤色に染まりました。
 
試合は延長戦の末、京都が勝利。名古屋Dは218cmのジョーダンと元日本代表の石崎が欠場。戦力は豊富だが、主力2名の欠場は痛かった。
 
 

京都は、スタメンをダブからコッツァーに変更。試合開始直後、京都はコッツァーを中心に攻めるが、外でボールを持たされたり、ダブルチームを仕掛けられ得点を奪えない。さすがに昨日20得点した選手を簡単にフリーにしてくれません。
 
また、コッツァーではバーレルのシュートレンジまでディフェンス出来ないためダブに交代。ダブに交代後はバーレルをある程度抑えることが出来ました。
 
 
前半、小島の代わりに川嶋、村上がPGを務めも、チームに落ち着きを与えることが出来ていなかったです。
 
小島はボール運び、ゲームメイク、スコア、勝負所での1on1など負担がとても大きく、安心して交代できるセカンドPGがいないと小島がもちません。
 
欲を言えば小島をSGとしても使いたいので、川嶋と村上に早く成長してもらいたい。
 
 
4Q残り3分、京都は6点ビハインドの苦しい展開。しかし、岡田の3ポイントや小島のレイアップなどで同点に追いつき延長戦へ。昨シーズンとは違い、日本籍選手が勝負所で得点を重ねる姿は頼もしかったです。
 
延長戦も小島の3ポイントで追いつき、内海や岡田がフリースローをきっちり決めて京都が勝利。
 
 
小島は良い意味で手を抜いて体力を温存するのですが、延長残り2分で手を抜いてはだめです。浜口HCに身振り手振りで指導されていました。
 
もちろん、小島の負担が大きいゲームだったので、仕方がない部分もあります。2得点に終わったダブ、PGの川嶋、村上の奮起を期待します。
 

 

●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#1 小島 元基 8.5 | 21,2,6
#2 川嶋 勇人 5.0 | 0,1,0
#5 マーカス・ダブ 5,0 | 2,5,1
#8 村上 直 4.5 | 2,0,0
#12 岡田 優介 7.0 | 19,4,0
#15 佐藤 託矢 6.5 | 4,5,1
#17 日下 光 DNP
#24 ローレンス・ヒル 7.0 | 12,3,1
#33 内海 慎吾 6.5 | 7,3,0
#34 籔内 幸樹 5.5 | 0,0,0
#42 ケビン・コッツァー 7.5 | 12,13,2
 
※リバウンドとアシストの順番を変更
※印象に残った選手のみコメント
 
#1 小島 元基 8.5 | 21,2,6
 PGが21得点でターンオーバー0は素晴らしい。
 
#5 マーカス・ダブ 5,0 | 2,5,1
 2得点だが、ディフェンスは及第点。
 
#8 村上 直 4.5 | 2,0,0
 1Qのみの出場に終わる。スピードとゲームメイクを両立させたい。
 
#12 岡田 優介 7.0 | 19,4,0
 FG%は35%だったが、終盤フリースローをすべて決めて勝利を手繰り寄せる。
 
#24 ローレンス・ヒル 7.0 | 12,3,1
 ダンクを含めて12得点の活躍。こちらもディフェンスは及第点。
 
以 上


2016年9月24日土曜日

【Bリーグ】16-17 第1Game 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ VS 京都ハンナリーズ

 

 
2016/9/24 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 81-74 京都ハンナリーズ@愛知県体育館
 
 
9/22の沖縄vsA東京のオープニングマッチを皮切りに、週末は各地で開幕戦がスタート。
栃木vs秋田や大阪vs北海道など、楽しみなカードが目白押しです。
 
沖縄は東京に2連敗。1試合目は接戦で2試合目は惨敗でした。
 
旧NBLの方が選手層が厚く地力があります。
旧bj勢が勝つなら初日でしょう。情報が少ない方が番狂わせを起こす可能性が高いためです。
 
 
さて、愛知体育館の観客数は5000人を超えました。無料招待権を配っていたとはいえ、5000人超えはすごいと思います。
オンザコートは、名古屋:1-2-1-2、京都:1-2-1-2でした。
 
 
1Qは、石崎や鵜飼の3ポイントなどで名古屋がペースをつかむ。フリーのシュートをきっちり決めてくるので、京都は苦しい時間帯が続きました。1Q終了、名古屋 28-16 京都。
 
2Qは、京都のダブルチームやスイッチのディフェンスが徐々に効き始め、名古屋のシュート精度が落ちる。開幕戦でこのディフェンスは完成度が高いと思いました。スティールからの速攻も決まり、逆転に成功。2Q終了、名古屋 39-42 京都。
 
 
3Qは、小島が3ポイントにドライブでチームをけん引。今年は小島のチームだろうなと思っていたので、その通りのプレイを見せてくれました。

4Q中盤、名古屋は笹山の3ポイントやバーレルの個人技で逆転に成功。逆転された後の京都は、焦点の合わないオフェンスが目立ちました。名古屋はエースが得点、京都は誰がエースなの? という対象的な場面だったと思います。
 
 
中盤~4Q中盤まで京都のペースだっただけに手痛い負けになりました。接戦とはいえ、今日の試合だけで京都が1部で戦っていけるとは判断できません。1部で勝ち負けしようと思えば、明日の試合を勝たないといけません。
 
 


 

●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#1 小島 元基 6.5 | 17,3,3
#2 川嶋 勇人 5.0 | 0,0,0
#5 マーカス・ダブ 4.5 | 2,2,3
#8 村上 直 5.0 | 7,0,1
#12 岡田 優介 4.0 | 7,1,1
#15 佐藤 託矢 5.5 | 3,3,2
#17 日下 光 DNP
#24 ローレンス・ヒル 4.5 | 2,2,2
#33 内海 慎吾 5.0 | 5,0,1
#33 籔内 幸樹 6.5 | 11,2,4
#42 ケビン・コッツァー 7.5 | 20,1,13
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#1 小島 元基 6.5 | 17,3,3
 もったいないターンオーバーが目立ったが、積極的なシュートは◎
 
#2 川嶋 勇人 5.0 | 0,0,0
 フリーの場面でバスを出したのは残念だった。
 
#5 マーカス・ダブ 4.5 | 2,2,3
 リバウンド3は寂しい。
 
#8 村上 直 5.0 | 7,0,1
 悪い流れを変えるプレイはさすが、しかし良い流れを止める場面も。
 
#12 岡田 優介 4.0 | 7,1,1
 チームにフィットし切れず、少しイライラ。
 
#15 佐藤 託矢 5.5 | 3,3,2
 ON1の時間帯、佐藤の高さとフィジカルが頼りになる。
 
#24 ローレンス・ヒル 4.5 | 2,2,2
 17分で2得点は厳しい。
 
#33 内海 慎吾 5.0 | 5,0,1
 いつも通り安定感のあるプレイ。
 
#33 籔内 幸樹 6.5 | 11,2,4
 躊躇なくシュートを打って決める。
 
#42 ケビン・コッツァー 7.5 | 20,1,13
 インサイドでストロングポイントになっていました。明日は対策されるかも。
 


2016年8月29日月曜日

【Bリーグ】京都ハンナリーズ 2016-2017シーズン展望

 

 
先週末の土日、京都ハンナリーズとリンク栃木ブレックスのプレシーズンマッチが行われました。
結果は、
 8/27 栃木 74-64 京都
 8/28 栃木 59-65 京都
と1勝1敗。
 
試合は見ていませんが、プレシーズンマッチとはいえ、元NBLの強豪に1勝出来たことは価値があると思います。
※写真は昨シーズンプレーオフの滋賀戦
 
 
現状のロスターは、
 #1 小島 元基 PG /180cm/84kg
 #2 川嶋 勇人 PG/186cm/86kg
 #8 村上 直 PG/179cm/72kg
 #12 岡田 優介 SG/185cm/80kg
 #15 佐藤 託矢 PF/198cm/102kg
 #17 日下 光 PG|SG/174cm/71kg
 #24 ローレンス・ヒル F/203cm /107kg
 #33 内海 慎吾 SG/188cm/88kg
 #34 籔内 幸樹 PG|SG/184cm/80kg
 #42 ケビン コッツァー PF/202cm/117kg
 
他1部リーグのチームと比較すると、戦力的には厳しいと思います。
今期の目標は1部残留でしょう。
 
 
—–
チームとしての目標は1部残留ですが、京都ハンナリーズとしての目標は、観客動員数の大幅増です。
 
昨シーズンの観客数は1000人前後の試合が多かったです。観客数が増えなければ、1部に残留する価値はないと考えています。
 
 
今シーズンに関しては、例え2部に降格してもお客さんがたくさん入ってくれれば、合格です。長いチーム運営を考えると、お客さんが多い方が健全なチーム運営が出来ます。
 
健全なチーム運営が出来れば、また1部に戻れる機会があると思います。
 
試合観戦の記事に観客数を書いているのはそのためでもあります。今シーズンは、試合結果と同じくらい観客数に注目したいです。
 


2016年5月15日日曜日

【bjリーグ】15-16 プレーオフ・3位決定戦 京都ハンナリーズ VS 秋田ノーザンハピネッツ



 
2016/5/15 京都ハンナリーズ 74-122 秋田ノーザンハピネッツ有明コロシアム
 
 
公式発表で観客数は7824人。昨日以上の秋田ブースターが詰めかけた3位決定戦。ピンク一色のスタンドと声援は選手たちを大きく後押ししたと思います。
 
 
立ち上がりの京都は動きが重い。対する秋田は軽快に3ポイントを沈め、1Q終了、京都 14-33 秋田、と厳しい展開。
 
京都は昨日の敗戦を引きずっていて、ちぐはぐなオフェンスやフィニッシュの甘いシュートが目立つ。オフェンスの悪さがディフェンスにも影響して足が動かず、ノーマークで秋田にシュートを打たれました。
 
モチベーションが低いというより、自信を失っていたのだと思います。
 
 
試合は、クォーターを重ねるごとに点差を広げた秋田が、京都 74-122 秋田で秋田の勝利。昨日の敗戦を乗り越え、大勢のブースターへプレイで答えました。
 
 
秋田は試合を通じて19/30(63%)の3ポイントを決める。中でも田口は、3ポイントを9/11で決めて35得点と大暴れ。去年のファイナルで3ポイントが入らなかった悔しさを存分にはらしました。





ここからは京都の課題について。
ファイナルズ4チームの日本籍選手スコアラー。
 京都:藪内8.3、内海7.2
 沖縄:喜多川13.4、岸本11.9
 富山:城宝17.1、水戸9.6
 秋田:田口14.6、大塚9.7
 
京都は日本籍選手に二ケタ取れるスコアラーがいない。
 
チームで得点を取るのが京都のバスケットですが、エース不在のため、オフェンスが停滞した時に中途半端なシュートを打ってしまうケースが多かった。こういった時に局面を打開できるエースが必要です。
 
 
具体的には、沖縄の岸本や富山の城宝のように、スクリーンを上手に使える選手です。オフェンスが手詰まりになった時、単純なピックアンドロールで得点をつなぐパターンがほしい。プレーオフで勝つには、チームバスケにプラスして個の力が必要です。
 
 
来期のロスターがどうなるか分かりませんが、特に村上、藪内、小島に猛練習してもらいたいです。
 
 
 

●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 1,0 | 2,1,1
#1 タイレン ジョンソン 1.0 | 4,4,3
#7 薦田 拓也 1.0 | 10,0,2
#8 村上 直 1,0 | 5,5,2
#9 小島 元基 1.0 | 8,2,1
#17 日下 光 1.0 | 3,1,0
#18 モーゼス エハンベ 1.0 | 7,0,4
#19 徳永 林太郎 1.0 | 10,1,0
#25 佐藤 託矢 1.0 | 2,2,3
#33 内海 慎吾 1.0 | 8,1,0
#33 籔内 幸樹 1.0 | 2,1,0
#42 ケビン コッツァー 1.0 | 13,1,9
 
※コメントはなし
 
 


2016年5月14日土曜日

【bjリーグ】15-16 プレーオフ・カンファレンスファイナル 京都ハンナリーズ VS 琉球ゴールデンキングス

 

 
2016/5/15 京都ハンナリーズ 56-87 琉球ゴールデンキングス@有明コロシアム
 
 
公式発表で観客数は7598人。京都は4回目のカンファレンスファイナル進出ですが、過去3回は勝利できず決勝へ進めませんでした。京都の目標は優勝ではなく、まずはファイナルへ進むことです。
 
 
試合開始早々、沖縄は連続3ポイントが決めて、ペースをつかむ。いつも以上に早いタイミングでシュートを打ってきたので、京都はびっくりしていたと思います。
 
 
沖縄の3ポイントが確率よく決まったことで、京都は外を警戒したディフェンス。すると沖縄はドライブで中を攻めて得点を奪う。次に、沖縄のドライブに対して京都がヘルプディフェンスに行くと、キックアウトされてオープンのスリーを沈める。
 
京都は完全に後手後手に回り、ディフェンスが崩壊してしまいました。前半終了 京都 31-50 沖縄。京都は苦しい展開となります。
 
 
 
 
前半、沖縄はお得意のファストブレイクを出さず、オールコートディフェンスもしませんでした。あえてハーフコートゲームを挑んでいたのだと思います。これは、京都のコッツァー対策だと考えられます。
 
 
レギュラーシーズンで沖縄はコッツァーのインサイドとオフェンスリバウンドからの得点にやられたと感じていたのでしょう。京都のオフェンスリバウンド(沖縄のディフェンスリバウンド)に対し、人数をかけてリバウンド争いに参加。その分、ファストブレイクは出にくくなりますが、そこは割り切っていたのだと思います。
 
 
また、沖縄はオフェンスリバウンドへの優先度を下げて戻りを早くた結果、京都もほとんど速攻が出ない。京都としては、速攻で足を動かしてリズムをつかみたかったのですが、それも出来ませんでした。
 
 
沖縄はハーフコートゲームに持ち込むという作戦を、選手達がしっかり意識して実行しきった結果、高い集中力で戦えました。逆に京都は、沖縄の変化と集中力の高いディフェンスにボールも人も動かず、チームの意思を感じないゲームを続けてしまいました。
 
 
 
 
第3Qも引き続き沖縄ペース。京都は早い時間帯で3回すべて使い切るも、リードを広げられ、3Qだけで 京都 3-20 沖縄のRUNを決められてしまう。3Q 京都 34-70 沖縄。
 
最後は、京都 56-87 沖縄 で沖縄の勝利。
 
 
京都は過去3試合のカンファレンスファイナルを緊張やプレッシャーにより自滅して負けてしまいました。しかし、今日は違います。それなりに普段通りのプレイは出来ていたと思います。沖縄が良い形で変化したので、いつも通りプレイでは勝てなかったのです。
 
プレーオフで勝ち切るには、レギュラーシーズンと同じプレイだけでは勝てないです。何かプラスアルファが必要なことを今日の沖縄から教えてもらいました。bjリーグで頂点に立てなかったのは非常に悔しいのですが、Bリーグで仮を返してほしいです。
 
 


 

●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 4.0 | 0,1,0
#1 タイレン ジョンソン 3.0 | 7,2,9
#7 薦田 拓也 4.5 | 8,0,1
#8 村上 直 4.5 | 8,2,0
#9 小島 元基 4.0 | 2,0,0
#17 日下 光 5.0 | 3,1,1
#18 モーゼス エハンベ 4.5 | 6,1,2
#19 徳永 林太郎 4.0 | 0,0,0
#25 佐藤 託矢 4.0 | 2,0,2
#33 内海 慎吾 4.0 | 2,0,2
#33 籔内 幸樹 4.0 | 6,1,4
#42 ケビン コッツァー 4.5 | 13,3,10
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#1 タイレン ジョンソン 3.0 | 7,2,9
 フィールドゴール2/16、エースが振るわず
 
#9 小島 元基 4.0 | 2,0,0
 レイアップを外してしまうなど、フィニッシュが甘かった

#17 日下 光 5.0 | 3,1,1
 ベテランらしくチームを落ち着かせる
 
#18 モーゼス エハンベ 4.5 | 6,1,2
 沖縄のゾーンに3ポイント一発回答のシーンは良かった
 
#33 内海 慎吾 4.0 | 2,0,2
 3ポイント0/1、シュートを打たせてもらえず
 
#33 籔内 幸樹 4.0 | 6,1,4
 フィールドゴール1/8、積極的なシュートは良かったが。。。
 

  


2016年5月8日日曜日

【bjリーグ】15-16 プレーオフ・カンファレンスセミファイナル day2 京都ハンナリーズ VS 滋賀レイクスターズ




2016/5/8 京都ハンナリーズ 88-77 滋賀レイクスターズ@ハンナリーズアリーナ
 
 
公式発表で観客数は2342人。滋賀ブースターが多数来場したこともあり、2000人越えのアリーナは熱気に包まれていました。
 
 
昨日の試合は、オーバータイムで京都が勝利。しかし、4Qは10点リードを追い上げられて延長戦になっただけに、滋賀の爆発力は侮れないことを再認識させられました。
 
 
1Q、試合開始早々京都が12-0のRUNを決めたこともあり、京都 28-11 滋賀と大量リードを奪う。滋賀には純粋なインサイドプレイヤーがいないため、京都はコッツァーをファーストオプションにオフェンスを展開。コッツァーがポストプレイで得点を取りつつ、ゴール下へのパスも通り理想的な展開でした。
 
 
2Q、ジョンソンはパーソナルファール2つのため、このQは出場せず。エース不在ながらリードを保つが、終盤滋賀に立て続けにゴールを決められ、京都 43-31 滋賀でこのQを終える。結果だけで言えば、ジョンソン不在で12点リードは合格点だと思います。
 
 
 
3Q、京都はペイント内のスコアに加え、外のシュートも来たため、勢いよく得点を重ねる。ディフェンス面では、滋賀のハーフコートオフェンスに対してしっかり守れていました。
 
具体的には、コッツァーがマンツーマンディフェンスのため、高い位置に釣り出されてゴール下が空いた所を他の選手がヘルプディフェンス出来ていたこと。横江、小林のミドルは打たせて、3ポイントとドライブに焦点を当ててディフェンス出来ていたことです。
 
特にゴール下のヘルプディフェンスは昨日出来ていなかったため、修正出来てよかったです。
 
 
4Q開始時点で、京都 69-45 滋賀 と京都は大量リード。滋賀は3ポイントやオールコートプレスからターンオーバーを誘い、11点差まで詰め寄る。しかし、京都は村上、内海の3ポイントが決まり、再びリードを広げて勝負あり。京都 88-77 滋賀で京都の勝利。
 
 
 
今日の滋賀は、ハーフコートオフェンスが機能せず、単発のアウトサイドシュートかファストブレイク頼みでした。これは京都のディフェンスが機能していたともいえます。
 
課題はオールコートプレスをされた時のボール運び。昨日、今日とプレスに引っかかる場面が多かったです。滋賀以上に沖縄はオールコートプレスが上手なため、1週間しっかり対策を練ってほしいです。次戦はキープ力のある小島の出番もあるでしょう。ルーキーにも期待したいです。
 
 


 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 7.0 | 4,3,4
#1 タイレン ジョンソン 8.5 | 24,2,2
#7 薦田 拓也 6.5 | 5,2,1
#8 村上 直 7.5 | 8,2,0
#9 小島 元基 6.0 | 0,0,0
#17 日下 光 6.0 | 0,0,0
#18 モーゼス エハンベ 6.0 | 7,0,3
#19 徳永 林太郎 6.0 | 0,0,1
#25 佐藤 託矢 6.0 | 4,0,2
#33 内海 慎吾 7.5 | 13,0,3
#33 籔内 幸樹 6.5 | 3,4,3
#42 ケビン コッツァー 8.0 | 20,3,10
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#0 瀬戸山 京介 7.0 | 4,3,4
 守備の苦手な岡田に対して、積極的なアタックからゴールとアシストを演出
 
#1 タイレン ジョンソン 8.5 | 24,2,2
 苦しい時間帯、1on1から得点を決める姿は正にエース
 
#7 薦田 拓也 6.5 | 5,2,1
 プレーオフに入り復調、後二つ勝つためには彼のシュートが必要
 
#8 村上 直 7.5 | 8,2,0
 貴重な3ポイントに加え、ボール運びの安定感が素晴らしかった
 
#18 モーゼス エハンベ 6.0 | 7,0,3
 2Qよく繋いだが、ハリバックを怠って浜口HCから激怒される場面も
 
#25 佐藤 託矢 6.0 | 4,0,2
 もったいないターンオーバー2つ。もう少し減らさないとプレーオフでは使いづらい
 
#33 内海 慎吾 7.5 | 13,0,3
 安定感のあるディフェンスとパスワークでチームに貢献
 
#33 籔内 幸樹 6.5 | 3,4,3
 8秒バイオレーションに引っかかった点が気になる。チームでカバーしたい
 
#42 ケビン コッツァー 8.0 | 20,3,10
 ジョンソンのファウルトラブルをカバーして39分間出場。プレイタイムの長さがチームへの貢献度を物語る
 


2016年5月3日火曜日

【bjリーグ】15-16 プレーオフ・ファーストラウンド day2 京都ハンナリーズ VS ライジング福岡




2016/5/1 京都ハンナリーズ 91-80 ライジング福岡@向日市民体育館
 
 
公式発表で観客数は1251人。来週はハンナリーズアリーナなので、2000人以上入ってほしいです。
 
 
京都のスターティング5は、ジョンソン、小島、内海、籔内、コッツァー。福岡のプレス対策のため、瀬戸山からキープ力のある小島に変えたのだと思います。
 
1Q、京都はオープンでシュートを打つが入らず、得点が伸びない。昨日、3ポイントが確率よく入ったこともあり、外に頼りすぎていました。京都 7-14 福岡 になったところで京都のタイムアウト。その後、ペイント内のシュートが増えたので、中を攻めるように指示が出たのだと思います。
 
インサイドを攻めた後、3ポイントシュートも来て京都のペースに。2Q終了 京都 45-40 福岡 と逆転に成功。
 
 
3Qもリードを広げるが、4Qに青木のバスケットカウントなどで福岡も反撃。3点差まで詰め寄られるも、ジョンソンが3ポイントを決めて、嫌な流れを断ち切る。試合終了 91-80 福岡 で京都の勝利。
 
 
プレーオフは結果がすべてなので、勝てたことを素直に喜びたいです。次戦は滋賀レイクスターズに決定。去年のカンファレンスセミファイナルで敗れた雪辱をはらすべく、チーム一丸となって戦ってほしいです。
 
 

 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 6.0 | 3,2,2
#1 タイレン ジョンソン 7.5 | 20,2,5
#7 薦田 拓也 6.5 | 2,0,2
#8 村上 直 7.0 | 17,3,1
#9 小島 元基 5.5 | 3,1,1
#17 日下 光 6.5 | 0,0,0
#18 モーゼス エハンベ 6.0 | 6,0,2
#19 徳永 林太郎 5.5 | 3,0,0
#25 佐藤 託矢 5.5 | 0,0,0
#33 内海 慎吾 6.5 | 8,2,1
#33 籔内 幸樹 6.5 | 8,2,6
#42 ケビン コッツァー 7.5 | 21,1,19

 
※印象に残った選手のみコメント
 
#1 タイレン ジョンソン 7.5 | 20,2,5
 得点に加え3スティール、4ブロックの活躍
 
#7 薦田 拓也 6.5 | 2,0,2
 内海がファウルトラブルでベンチに退いた時間、しっかりつないだ
 
#8 村上 直 7.0 | 17,3,1
 電光石火のレイアップはすごいが、ケガしないか心配
 
#9 小島 元基 5.5 | 3,1,1
 スターター起用も本来の力を発揮しきれず
 
#17 日下 光 6.5 | 0,0,0
 4Q、日下が入ったことでチームが落ちついた
 
#42 ケビン コッツァー 7.5 | 21,1,19
 後リバウンド一つで20-20の活躍
 


2016年4月30日土曜日

【bjリーグ】15-16 プレーオフ・ファーストラウンド day1 京都ハンナリーズ VS ライジング福岡

 

 
2016/4/30 京都ハンナリーズ 93-69 ライジング福岡@向日市民体育館
 
 
公式発表で観客数は915人。プレーオフで1000人未満は寂しい数字です。
 
 
前半、京都は硬さから重い展開。福岡は前からプレスをかけて京都のターンオーバーを誘ってリズムをつかむ。
 
しかし、京都は内海の3ポイントが1Qだけで3本決まり、福岡に流れを渡さない。1Q終了 京都 21-13 福岡。
 
2Q、ベンチメンバー中心の時間帯で福岡に点差を詰められる。コッツァーがいないと攻守とも悪くなる点は、レギュラーシーズンからの課題です。2Q終了 京都 35-35 福岡。
 
 
後半は、ディフェンスに成功してファストブレイクが何本か出たことで、硬さもとれて京都ペースに。最後は、京都 93-69 福岡 で京都の勝利。大事なプレーオフ初戦をしっかり取りました。
 
 
 
京都が初めて出場した2011-12カンファレンスファイナル、沖縄相手にがちがちに硬くなって本来の力を発揮することなく敗北。翌年の2012-2013同福岡戦、第3Qで1得点というクォーターを作ってしまい、去年と同様硬さから敗れました。
 
京都のプレーオフの課題は、緊張からくる硬さをいかにほぐすかです。対策として、京都はファストブレイクを積極的に出すことを意識していたと思います。ファストブレイクを出ると足を動かせるので、硬さもとれやすいためです。
 
今日の後半出来たことを1Qから実践出来るかが、プレーオフを勝ち上がるカギになると思います。
 
 


 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 6.5 | 3,1,2
#1 タイレン ジョンソン 7.5 | 22,3,10
#7 薦田 拓也 5.5 | 0,1,2
#8 村上 直 6.0 | 5,1,1
#9 小島 元基 6.0 | 5,1,1
#17 日下 光 6.0 | 5,0,1
#18 モーゼス エハンベ 6.0 | 11,1,1
#19 徳永 林太郎 6.0 | 2,1,2
#25 佐藤 託矢 7.0 | 5,1,1
#33 内海 慎吾 8.0 | 15,1,3
#33 籔内 幸樹 6.0 | 5,2,0
#42 ケビン コッツァー 8.0 | 15,2,10
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#0 瀬戸山 京介 6.5 | 3,1,2
 消極的なプレイはそれほど見られず、安定したディフェンスでチームに貢献
 
#1 タイレン ジョンソン 7.5 | 22,3,10
 ダブルダブルもターンオーバー8を半分に抑えたい
 
#7 薦田 拓也 5.5 | 0,1,2
 今日は薦田を除き全員得点。明日はスコアしてほしい
 
#8 村上 直 6.0 | 5,1,1
 手痛いターンオーバーが目立った
 
#18 モーゼス エハンベ 6.0 | 11,1,1
 11得点はゲームがほぼ決まってからだったので、次は勝負所の得点を期待
 
#25 佐藤 託矢 7.0 | 5,1,1
 インサイドでしっかり機能、今後のプレーオフに向けて非常に明るい材料
 
#33 内海 慎吾 8.0 | 15,1,3
 3ポイント5/5。神様、仏様、内海様。
 
#33 籔内 幸樹 6.0 | 5,2,0
 試合開始早々の8秒バイオレーションはいただけなかった
 
#42 ケビン コッツァー 8.0 | 15,2,10
 ターンオーバー1、パーソナルファウル1と安定したプレイはプレイオフでも健在
 


2016年4月3日日曜日

【bjリーグ】15-16 第46Game 滋賀レイクスターズ VS 京都ハンナリーズ




2016/4/3 滋賀レイクスターズ 74-77 京都ハンナリーズ@野洲市総合体育館
 
 
公式発表で観客数は1863人。2位の京都は3位島根と0ゲーム差、プレーオフ2回戦のホームコートアドバンテージを取得するためにも負けられない戦いとなります。
 
 
昨日の試合では、コッツァーが出場しない時間帯に点差を詰められてしまった京都。今日は、コッツァーをフル出場させる荒業で回避するも、体力の落ちた後半は苦しい戦いをしいられました。
 
前半は、滋賀 29-48 京都と20点差近くを離す。しかし、2Q終盤、ゲームを壊さないよう慎重に投入されたエハンベが攻守で機能せず2分で交代。大量リードも京都は不安を残した状態でした。
 
 
後半は滋賀が怒涛の追い上げ。フル出場となったコッツァーはバテバテで、マブンガに何度もダンクを許しました。最後は、同点からジョンソンが3ポイントファールをもらい、3本とも決めて京都が逃げ切る。
 
選手起用に偏りを見せ、勝ちにこだわってなんとか勝てました。プレーオフに向けて不安は残りますが、勝ったことに価値があると思います。
 

 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 5.5 | 0,0,1
#1 タイレン ジョンソン 8.0 | 25,5,4
#7 薦田 拓也 5.5 | 0,1,1
#8 村上 直 DNP
#9 小島 元基 7.0 | 15,2,7
#17 日下 光 6.0 | 0,0,0
#18 モーゼス エハンベ 4.5 | 0,0,0
#19 徳永 林太郎  DNP
#25 佐藤 託矢 5.5 | 0,1,0
#33 内海 慎吾 6.5 | 7,1,3
#33 籔内 幸樹 6.5 | 10,2,5
#42 ケビン コッツァー 8.5 | 20,4,10
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#1 タイレン ジョンソン 8.0 | 25,5,4
 3ポイント4/7、よく決まりました。
 
#9 小島 元基 7.0 | 15,2,7
 ディフェンスに定評のある加納につかれて、ボールを運びきるスキルは素晴らしい
 
#17 日下 光 6.0 | 0,0,0
 流れを止めるスティール
 
#18 モーゼス エハンベ 4.5 | 0,0,0
 ディフェンスが安定しないとプレイオフでも使いづらい
 
#42 ケビン コッツァー 8.5 | 20,4,10
 二日間ほぼフル出場、ファウルを抑えてよくコートに立ち続けました
 


2016年4月2日土曜日

【bjリーグ】15-16 第45Game 滋賀レイクスターズ VS 京都ハンナリーズ

 

 
2016/4/2 滋賀レイクスターズ 63-76 京都ハンナリーズ@野洲市総合体育館
 
 
公式発表で観客数は1546人。タイムアウト中などの演出で盛り上げてくれるレイクスチアリーダー。14人もいたので演出に迫力があったと思います。大阪のbtも多かったし、単純に人数が多いと魅力が増すと思います。来期ははんなりんも15人くらいいてほしいです。
 
 
試合は、京都が主導権を握る形でスタート。ボールがよく回り良い形でシュートを打てていました。
 
1Q終盤、8点リードでコッツァーからエハンベに交代。するとオフェンスはインサイドの起点がなくなり、ディフェンスはリバウンドが取れず、簡単に逆転を許す。
 
京都は、コッツァーがベンチに退くと攻守ともに機能しなくなる点が改善出来ていません。プレイオフまでカウントダウンが始まっている状態で致命的といえます。試合には勝ちましたが、京都に余裕があったわけではありません。
 
 
良かった点は、薦田、佐藤の復調と日本籍選手の積極的なアタックと得点。佐藤は体が絞れて動きがよくなりました。
 
反対に滋賀はあまりよくなかったです。後半は特にチームにまとまりがなく、単発でシュートを打っていました。ただし、個の力は強く爆発力があるので明日も油断はできません。
 
 
最終節の広島戦を除くと後5試合しかありません。その間にコッツァーなしで戦えるように、明日もしっかりテストしたいです。これがクリア出来ないとプレーオフで勝ち上がるのは困難だと思います。
 
 

 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 6.5 | 3,1,4
#1 タイレン ジョンソン 7.5 | 23,5,17
#7 薦田 拓也 6.5 | 3,0,0
#8 村上 直 6.0 | 2,0,1
#9 小島 元基 7.0 | 11,1,0
#17 日下 光 6.0 | 1,1,1
#18 モーゼス エハンベ 4.0 | 0,2,1
#19 徳永 林太郎 5.5 | 0,0,0
#25 佐藤 託矢 6.5 | 4,1,1
#33 内海 慎吾 6.0 | 3,1,5
#33 籔内 幸樹 7.0 | 2,8,4
#42 ケビン コッツァー 8.5 | 24,0,17

 
※印象に残った選手のみコメント
 
#0 瀬戸山 京介 6.5 | 3,1,4
 積極的なアタックとリバウンド取得が光った
 
#1 タイレン ジョンソン 7.5 | 23,5,17
 20-20間近もターンオーバー7つと多く、1テンポ早くパスしてほしい
 
#8 村上 直 6.0 | 2,0,1
 足を引きづっていたので心配
 
#9 小島 元基 7.0 | 11,1,0
 ボールハンドリングの良い横江を自由にさせないディフェンスは立派
 
#18 モーゼス エハンベ 4.0 | 0,2,1
 得点、ディフェンス共に物足りない
 
#42 ケビン コッツァー 8.5 | 24,0,17
 1ファウルで37分間出場、彼の負担が大きすぎる


2016年3月6日日曜日

【bjリーグ】15-16 第38Game 大阪エヴェッサ VS 京都ハンナリーズ

 

 
2016/3/6 大阪エヴェッサ 64-75 京都ハンナリーズ@守口市民体育館
 
 
公式発表で観客数は2768人。昨日敗れて大阪との対戦成績を2勝1敗とした京都。直接対決で勝ち越しておくためにも勝ちにこだわりたい1戦です。
 
 
昨日はエハンベがDNP、ジョンソンが負傷退場でしたが、両名とも出場。特にジョンソンは大きな怪我ではなくて、良かったです。
 
試合開始直後、昨日の反省を活かして、京都が積極的にアウトサイドシュート。内海、瀬戸山、ジョンソンが3ポイントを沈めて、大阪 1-14 京都のRUN。また、ディフェンスも昨日以上にタイトで気持ちがこもっていました。
 
 
大阪は選手交代やオールコートプレスで徐々に点差を詰めて、前半終了 大阪 25-32 京都。
 
 
後半も大阪はオールコートプレスを多用し、京都のターンオーバーを誘う。京都は藪内に変えて小島を投入。この大卒ルーキーはキープ力と安定感でボールをしっかり運ぶ。また、ディフェンスが空いたら積極的にシュートも放ち、得点面でも貢献。後半はほぼフル出場になるほど、外せない存在でした。
 
 
3Q残り1分22秒、ジョンソンOUT→佐藤IN。ジョンソンを休ませるためにも、時間をつないでほしかったのですが、佐藤は不用意なパスでターンオーバー。さらにファウルでフリースローを献上。すぐにジョンソンをコートに戻さざるをえませんでした。
 
佐藤には今日の試合のレベルでも、5~10分ぐらいプレイタイムを確保出来るようになってほしいです。
 
 
試合終盤、フリースローが苦手なコッツァ-が4本連続決めるなど、確実に得点を重ねて、大阪 64-75 京都 で京都の勝利。
 
2連敗中の京都は、大きな勝利を掴みました。
 
 


 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 6.5 | 3,0,1
#1 タイレン ジョンソン 7.5 | 15,5,13
#7 薦田 拓也 4.5 | 0,0,0
#8 村上 直 8.5 | 14,4,4
#9 小島 元基 7.5 | 6,3,5
#17 日下 光 6.0 | 0,1,1
#18 モーゼス エハンベ 5.5 | 3,1,1
#19 徳永 林太郎 DNP
#25 佐藤 託矢 3.5 | 0,0,0
#33 内海 慎吾 7.5 | 11,1,1
#33 籔内 幸樹 5.0 | 2,2,1
#42 ケビン コッツァー 8.0 | 21,3,14
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#0 瀬戸山 京介 6.5 | 3,0,1
 試合序盤、フリーで3ポイントシュートをきっちり決めた
 
#1 タイレン ジョンソン 7.5 | 15,5,13
 2日間で14ターンオーバーだが、オフェンスの起点となっているだけにある程度は仕方ない
 
#8 村上 直 8.5 | 14,4,4
 安定感のあるボール運びでプレスを突破、タフショットのジャンパーもしっかり決めた
 
#9 小島 元基 7.5 | 6,3,5
 ドリブル、パス、ピポット等のファンダメンタルがしっかりしていて、実力の高さが伺える
 
#33 内海 慎吾 7.5 | 11,1,1
 二日間でターンオーバー0、プレイ安定度は高い
 
#42 ケビン コッツァー 8.0 | 21,3,14
 インサイドにスペースが出来て、今日は彼らしいプレイが見られた


2016年3月5日土曜日

【bjリーグ】15-16 第37Game 大阪エヴェッサ VS 京都ハンナリーズ

 


 
2016/3/5 大阪エヴェッサ 66-57 京都ハンナリーズ@守口市民体育館
 
 
公式発表で観客数は2319人。体育館は立見席が出るほど満員、会場の雰囲気もよくなったと思います。MC、チア、運営の方々が一体となって改善してきた結果でしょう。素晴らしいですね。
 
 
京都はエハンベがDNP、外国籍選手二人と厳しい戦いになりました。
 
前半はロースコアな展開。大阪が押し気味にゲームを進めていましたが、シュート精度が低いため助かりました。京都は奈良戦よりもゴールへ積極的にアタック出来ており、この点は良かったと思います。前半終了 大阪 24-25 京都
 
 
3Q残り6分19秒、京都1点リードで新人の小島がプロ初出場。競った展開で使われたことから、浜口HCは戦力として考えていそうです。
 
同Q残り40秒で流血のためコッツァ-がベンチに下がる。彼が退いたことで京都はリバウンドが取れず、4Q序盤に大阪はリードを広げる。この時間帯で点差を開けられたことが最後まで響いたと思います。
 
 
4Q終盤、ジョンソンが連続3ポイントを決めて追い上げるも、滋賀戦と同じ形で足を痛めて負傷退場。変わりに佐藤が投入されるが、不用意なオフェンスファウルを取られて、追い上げムードを潰してしまう。
 
このプレイの直後、佐藤は瀬戸山と交代。浜口HCが予定通りの交代以外を除き、1プレイだけで変えることは珍しく、相当”ダメ”なプレイだったと言えそうです。自分を律することが出来なければプレイタイムはもらえません。
 
 
京都はジョンソンのドライブしか、大阪ディフェンスのズレを作ることが出来ませんでした。そのため終盤は手札がなくなり、ムリにペイント内へパスしてターンオーバーする場面が目立ったと思います。
 
 
最終スコアは、大阪 66-57 京都。京都のターンオーバーが26を数えたことから、よくこの点差で済んだといえそうです。
 
京都は小島の積極的なシュートとディフェンスが唯一の収穫。明日は思い切ってスターター起用もありだと思います。それぐらい良かったのと先輩方がだらしなかったです。
 
 


 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 4.5 | 0,0,0
#1 タイレン ジョンソン 7.0 | 23,4,10
#7 薦田 拓也 4.0 | 0,0,1
#8 村上 直 3.0 | 0,1,3
#9 小島 元基 5.5| 3,0,0
#17 日下 光 5.0 | 0,1,1
#18 モーゼス エハンベ DNP
#19 徳永 林太郎 5.0 | 0,0,0
#25 佐藤 託矢 4.0 | 0,2,2
#33 内海 慎吾 5.5 | 8,2,4
#33 籔内 幸樹 5.0 | 11,1,2
#42 ケビン コッツァー 5.0 | 12,1,10

 
※印象に残った選手のみコメント
 
#0 瀬戸山 京介 4.5 | 0,0,0
 どフリーでマークが外れていない味方へのパスはやめてほしい
 
#1 タイレン ジョンソン 7.0 | 23,4,10
 孤軍奮闘、怪我の具合が心配
 
#7 薦田 拓也 4.0 | 0,0,1
 絶不調、動きに切れがない
 
#8 村上 直 3.0 | 0,1,3
 出場15分でターンオーバー5
 
#9 小島 元基 5.5| 3,0,0
 シュートは1/5だが、度胸のあるプレイは見応えがあった
 
#25 佐藤 託矢 4.0 | 0,2,2
 最後のオフェンスファウルは防げたミス
 
#33 籔内 幸樹 5.0 | 11,1,2
 シュートを13本放った姿勢はgood
 
#42 ケビン コッツァー 5.0 | 12,1,10
 大阪のディフェンスもよかったが、彼自身の調子も今一つか
 


2016年2月28日日曜日

【bjリーグ】15-16 第36Game 京都ハンナリーズ VS バンビシャス奈良

 

 
2016/2/28 京都ハンナリーズ 49-60 バンビシャス奈良@京都産業大学総合体育館
 
 
公式発表で観客数は711人。今日の試合はNHKが生中継。昨年の放送時は敗れてしまっただけ、良い試合をして勝ちたかったです。
 
 
試合前半、京都のオフェンスはインサイドにボールを入れようとするが、奈良がインサイドを固めておりターンオーバーを多発。京都は外からのシュート意識が低く、奈良は簡単に守れていました。 前半終了 京都 25-29 奈良。
 
後半序盤、京都はアウトサイドからシュートをしっかり打ち始めて、リズムをつかむ。1点差まで詰めて勢いが出てきた所で、痛恨のオフェンスファウル。この試合のターンオーバー数は16、ここからという所で流れを渡してしまい、京都のペースで戦える時間帯が少なかったです。
 
 
奈良は、鈴木がヒンクルやアシュビーのスクリーンを使ってギャップを作った展開がよく決まっていました。これで奈良と京都は2勝2敗。プレイオフファーストラウンドで戦う可能性も十分あり、嫌な印象が残る敗戦となりました。
 
 

 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 4.5 | 2,0,0
#1 タイレン ジョンソン 5.0 | 13,1,9
#7 薦田 拓也 4.0 | 0,1,2
#8 村上 直 4.0 | 6,0,5
#9 小島 元基 DNP
#17 日下 光 4.0 | 0,0,1
#18 モーゼス エハンベ 5.0 | 18,0,5
#19 徳永 林太郎 4.5 | 2,0,1
#25 佐藤 託矢 4.0 | 0,1,3
#33 内海 慎吾 4.0 | 0,0,2
#33 籔内 幸樹 3.5 | 2,4,4
#42 ケビン コッツァー 4.5 | 6,1,4
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#0 瀬戸山 京介 4.5 | 2,0,0
 後半欠場、怪我をしたのか心配
 
#1 タイレン ジョンソン 5.0 | 13,1,9
 彼がタフショットを打たざるをえないことがチームの課題
 
#7 薦田 拓也 4.0 | 0,1,2
 間合いを詰めたディフェンスをされて、0得点
 
#18 モーゼス エハンベ 5.0 | 18,0,5
 3ポイント4/7(57.1%)も2ポイント2/7(28.6%)、ドライブからもスコアしたい
 
#33 籔内 幸樹 3.5 | 2,4,4
 流れを渡すターンオーバーが目立った
 
#42 ケビン コッツァー 4.5 | 6,1,4
 中を固められて、シュートにいけず
 


2016年2月21日日曜日

【bjリーグ】15-16 第33Game 京都ハンナリーズ VS 滋賀レイクスターズ

 

 
2016/2/20 京都ハンナリーズ 80-64 滋賀レイクスターズ@山城総合運動公園体育館
 
 
公式発表で観客数は892人。滋賀はウェイン・アーノルドを契約満了させ、ジャメル・ホーンと新規契約。移籍期間が終了したため、これ以上の入れ替えはありません。
 
 
前試合で浜口HCがテクニカル一発退場、今日の試合は出場停止のため、高橋ACがHCを代行。
 
この試合、京都が意識したことはファストブレイク。ボールポゼッションが変わった時には既に相手ゴール付近まで走りこんでおり、いくつか速攻も決められました。ただ、無理なパスもいくつかあり、ターンオーバーする場面もあったため、速攻が試合の決め手になったとは思いません。
 
 
前半の滋賀はアウトサイドのシュートがよく決まる。しかし、ホーンが新規加入したことによる、連携精度の低さからターンオーバーする場面も多く、京都は助かりました。
 
 
試合を通して、京都はペイント内のディフェンスをがんばっていたと思います。滋賀のアウトサイドで得点を伸ばされましたが、ゴール下を固めることでイージーなシュートを減らし、リバウンドもしっかり取れていました。
 
 
逆に滋賀がリバウンドを取れない理由の一つは、4・5番タイプのゴール下にべったりいられる選手がいないためです。PFのマブンガは3ポイントが得意なため、リバウンドに参加する機会は少なくなります。シュートを打つタイミングを全員で共有し、積極的にリバウンドへの意識を高める必要があると思います。
 
 
京都のオフェンスは、3ポイントとポストからゴール真下へのパスがよく決まっていました。第2戦は相手も対策してくると思うので、次の一手を見ていきたいです。
 
 

 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 7.0 | 6,2,0
#1 タイレン ジョンソン 7.0 | 12,4,10
#7 薦田 拓也 6.0 | 4,1,0
#8 村上 直 7.5 | 9,5,0
#9 小島 元基 DNP
#17 日下 光 6.0 | 0,0,0
#18 モーゼス エハンベ 6.5 | 10,0,2
#19 徳永 林太郎 6.0 | 0,0,0
#25 佐藤 託矢 6.5 | 0,1,1
#33 内海 慎吾 8.0 | 15,1,4
#33 籔内 幸樹 7.5 | 12,3,2
#42 ケビン コッツァー 7.5 | 12,4,19
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#0 瀬戸山 京介 7.0 | 6,2,0
 積極的なレイアップは○。後はシュートの直前までフェイントを入れてほしい
 
#1 タイレン ジョンソン 7.0 | 12,4,10
 FG:32%(6/19)と低かったが攻撃の起点としてチームを牽引
 
#8 村上 直 7.5 | 9,5,0
 ターンオーバー1で抑えつつ5アシスト
 
#18 モーゼス エハンベ 6.5 | 10,0,2
 プレイタイム20分を超えるだけのディフェンスがほしい
 
#25 佐藤 託矢 6.5 | 0,1,1
 インサイドの波田野をしっかりディフェンス
 
#33 内海 慎吾 8.0 | 15,1,4
 3ポイント3/4、良い所で決まりました
 
#42 ケビン コッツァー 7.5 | 12,4,19
 フェイスガード着用もダブルダブル


2016年1月31日日曜日

【bjリーグ】15-16 第28Game 京都ハンナリーズ VS 島根スサノオマジック

 

 
2016/1/31 京都ハンナリーズ 60-63 島根スサノオマジック@亀岡運動公園体育館
 
 
公式発表で観客数は893人。昨日の試合、京都ハンナリーズは3ポイント成功率1/8(13%)が低く、ターンオーバーも16と多かったにもかかわらず勝利。文字通り勝ちを拾ったゲームだったと思います。
 
 
2Q途中まではクロスゲームが続くが、村上の速攻や徳永のスティールで京都は勢いに乗り、前半を 京都 33-26 島根 で終える。
 
3Qは京都がハック・ア・デービスをしかける。これはフリースローが下手なプレイヤーにわざとファウルをして、フリースローを打たせて、ボールポゼッションを交代させる戦術です。
 
ジョシュ・デービスのフリースロー成功率は40%程度なので、デービスのフリースロー得点期待値は、(1+1)×0.4=0.8。島根の2ポイント成功率を50%と仮定すると島根の得点期待値は、2×0.5=1。デービスにフリースローを打たせたほうが効率よく守れるといえます。
 
 
しかし、ハック・ア・デービスのおかげで効率よく守れたけど、オフェンスが成功しなかったため、得点差は逆に縮まりました。ファウルゲームになるとディフェンスで足を動かせないので、オフェンスのリズムが悪くなっていたと思います。
 
 
4Q残り12秒、ランダルが3ポイントを決めて島根は3点リード。京都は3ポイントファウルのフリースローを2本決めて、追い上げるがおいつけず勝負あり。少しもったいない敗戦となりました。
 
 

 
—–
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 4.5 | 0,1,1
#1 タイレン ジョンソン 4.0 | 6,4,3
#7 薦田 拓也 5.5 | 6,0,2
#8 村上 直 5.0 | 4,4,4
#17 日下 光 5.0 | 3,0,3
#18 モーゼス エハンベ 4.5 | 17,0,5
#19 徳永 林太郎 5.0 | 2,0,1
#25 佐藤 託矢 5.0 | 4,0,1
#33 内海 慎吾 5.0 | 5,0,3
#33 籔内 幸樹 4.0 | 2,2,1
#42 ケビン コッツァー 6.0 | 11,2,17

 
※印象に残った選手のみコメント
 
#1 タイレン ジョンソン 4.0 | 6,4,3
 3ポイント0/2、2ポイント3/10とふるわず

#8 村上 直 5.0 | 4,4,4
 ファストブレイクでチームを勢いづかせる
 
#18 モーゼス エハンベ 4.5 | 17,0,5
 チーム最多の17得点もターンオーバー4つ
 
#33 籔内 幸樹 4.0 | 2,2,1
 3ポイント0/3、1本決めたかった
 
#42 ケビン コッツァー 6.0 | 11,2,17
 プレイタイム37分、彼の負担をもう少し軽減したい