2017年10月29日日曜日

【Bリーグ】17-18 第6節Game2 京都ハンナリーズ VS 島根スサノオマジック




2017/10/29 京都ハンナリーズ 64-57 島根スサノオマジック@ハンナリーズアリーナ
観客数:2879人
 
 
台風のためお客さんは少ないだろうと思ってアリーナに入場したけれど、2階席はほぼ満席。小中学生が多数招待されていたのだと思います。
 
 
1Q、島根はエナジーの高いディフェンスで京都のボールマンにプレッシャーをかける。京都は守りのパスが多くなり、得点が伸びない。
 
2Qも島根はペースを維持し、島根が7点リードで前半を終える。前半終了 京都 24-31 島根。
 
 
3Qも島根ペースで進むが、3Q終盤に投入されたスミスのリバウンドやファウルをもらうプレイから流れが変わり始める。この時間帯、島根は最初から飛ばしていた分、少しだけエナジーが欠けたように見えました。
 
 
4Q、京都はスミスを軸に攻める。島根のディフェンスは、スミスのポストプレイに対し、マークマンがボールを渡さないように守り、裏を取らさないようにヘルプがフォロー。
 
 
スミスにディフェンスが寄った所、マークの甘くなった岡田やマブンガの3ポイントで逆転。島根が外を警戒すると、スミスに裏を取らしてバスケットカウントをゲット。外→中と理想的な攻めで、京都がリードを広げて、そのまま勝利。
 
 
島根のペースで試合を進められるも、点差を離されず我慢して最後に逆転。京都の底力を感じたゲームでした。
 
 

 
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●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値)  | 得点、リバウンド、アシスト)
#3  伊藤 達哉 6.5 | 7,5,1
#5  マーカス・ダブ 6.0 | 0,10,5
#7  晴山 ケビン 6.5 | 0,3,1
#9  綿貫 瞬 7.0 | 4,2,1
#12 岡田 優介 7.5 | 13,3,1
#14 坂東 拓 5.0 | 0,0,0
#32 ジュリアン・マブンガ 8.0 | 13,6,6
#33 内海 慎吾 6.0 | 2,1,0
#34 ジョシュア・スミス 7.5 | 10,4,2
#43 永吉 佑也 7.0 | 11,4,2
#45 頓宮 裕人 DNP
#91 片岡 大晴 6.5 | 4,1,1
 
※印象に残った選手のみコメント
#5  マーカス・ダブ 6.0 | 0,10,5
 ダブが0点で勝てたことに驚き。去年はありえなかった
 
#7  晴山 ケビン 6.5 | 0,3,1
 出場時間が限られていたが、貴重なディフェンスリバウンドでチームに貢献
 
#9  綿貫 瞬 7.0 | 4,2,1
 伊藤と違うゲームメイクで、勝利を演出
 
#12 岡田 優介 7.5 | 13,3,1
 3ポイント3本含むフィールドゴール5/7。頼りになります
 
#14 坂東 拓 5.0 | 0,0,0
 バタバタして流れを悪くしてしまった
 
#32 ジュリアン・マブンガ 8.0 | 13,6,6
 ポイントフォワードでこのスタッツは、レブロン・ジェームスを彷彿させる
 
#34 ジョシュア・スミス 7.5 | 10,4,2
 ディフェンスを二人引き付ける姿が、デコイ(おとり)のように見えました
 
以上

2017年10月28日土曜日

【Bリーグ】17-18 第6節Game1 京都ハンナリーズ VS 島根スサノオマジック




2017/10/28 京都ハンナリーズ 85-78 島根スサノオマジック@ハンナリーズアリーナ
観客数:1295人
 
 
台風が接近しているためか、観客数は少なめ。ハロウィンコスプレをしてくれた、はんなりん、はんニャリンに癒されました。
 
 
 
B.LEAGUEアナリスト 佐々木クリスさんの第6節展望で、「#7 渡邊が日増しに存在感を増しており」とレビューされていた通り、渡邊 はチームハイの21得点。
 
ガードとしてはやや大きく、フローターシュートが上手くて守りづらい。ファウルトラブルでプレイ時間が制限されて、京都としては助かりました。
 
 
 
1Q、京都は永吉vs波多野のマッチアップが優位とみて、1on1をさせるが永吉は一つもゴールを奪えず。波多野にこれだけ守られるのは誤算だったと思います。
 
2Qも島根のペースでゲームが進むが、残り7分で投入された伊藤がディフェンスでハッスルし、島根のターンオーバーを誘う。その後、ゴールも決めて京都に流れを引き寄せる。
 
 
後半、京都はポストにボールを入れるのが難しい所を逆手に取り、スミスに裏を取らせる。スミスにゴール下でボールを持たれると、ファウルで止めるしかなく、島根の選手たちは混乱していたように見えました。鈴木HCもこのパターンは想定していなかったと思います。
 
最後はマブンガのスラムダンクもあり、京都 85-78 島根で京都の勝利。
 
 
 
MVPはもちろん伊藤。ポイントガードの選手層が薄い京都に対して、島根はオールコートプレスを仕掛けてきたのですが、他の選手と連携しながら問題なくボールを運ぶ。

さらに得意のドライブで島根のディフェンスを切り裂き、アシストと共に得意のフローターシュートを沈める。スミスが裏を取った時のパスもバッチリで、チームメイトを生かすプレイも光りました。
 
 
今日のゲームはターニングポイントとなる試合だと思います。ようやくオフェンス、ディフェンス共に連携精度が上がって、ハンナリーズのやりたいバスケットが出来始めたからです。
 
今シーズン一番のゲームで見ていて楽しかったです。
 
 

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●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値)  | 得点、リバウンド、アシスト)
#3  伊藤 達哉 9.0 | 13,2,6
#5  マーカス・ダブ 8.0 | 12,14,2
#7  晴山 ケビン DNP
#9  綿貫 瞬 6.5 | 3,1,0
#12 岡田 優介 6.0 | 5,0,1
#14 坂東 拓 6.0 | 0,0,0
#32 ジュリアン・マブンガ 8.0 | 16,2,5
#33 内海 慎吾 7.0 | 6,3,1
#34 ジョシュア・スミス 8.0 | 17,6,0
#43 永吉 佑也 6.5 | 8,5,1
#45 頓宮 裕人 DNP
#91 片岡 大晴 6.5 | 5,1,2
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#3  伊藤 達哉 9.0 | 13,2,6
 前節の沖縄戦は4.0でした。今日は全力で手のひらを返します!
 
#5  マーカス・ダブ 8.0 | 12,14,2
 ハンドリングが良いので、ON1でボールを運べるのは強み
 
#32 ジュリアン・マブンガ 8.0 | 16,2,5
 スラムダンク最高でした!
 
#33 内海 慎吾 7.0 | 6,3,1
 実はチーム最長の31分出場。頼りになる縁の下の力持ち
 
#34 ジョシュア・スミス 8.0 | 17,6,0
 ゴール近くでボールを持ったスミスは無敵です
 
#43 永吉 佑也 6.5 | 8,5,1
 前半、波多野を攻め切れなかったが、後半やり返してくれた
 
以上

2017年10月25日水曜日

【Bリーグ】17-18 第5節Game1 京都ハンナリーズ VS 琉球ゴールデンキングス

 

 
2017/10/25 京都ハンナリーズ 62-84 琉球ゴールデンキングス@ハンナリーズアリーナ
観客数:1869人
 
 
今日はアリーナへ試合開始1時間以上前に到着。飲み放題を堪能してから試合を見ることが出来ました。
 
バスケ見て、チアさん見れて、飲み放題+おつまみ付きで3000円(チケット代1108円+飲み放題700円+おつまみ1200円)は安いと思います。
 
 
対戦相手の琉球は195cm以上の選手が2名、京都は試合に出場した選手だけで4名います。高さのない琉球はトランジション中心のバスケット、逆に京都は高さを生かしてハーフコート主体で戦いたいゲーム。
 
 
高さを生かしたい京都はスミスのプレイタイムが鍵となりますが、、沖縄のスピードを生かしたバスケットに苦しみ、12分51秒の出場にとどまりました。
 
スミスのディフェンスでは沖縄のピック&ロールについていけず。オフェンスでもゴールに近い位置でボール持てないため、ゴールに近づく間にダブルチームに来られ、なかなか得点出来なかったためです。
 
 
10点差以上離された4Q、京都はマブンガ+ダブ+永吉のビッグラインナップを投入するが、それでも点差を詰められず。永吉がインサイドでボールを持つとトリプルチームに来られて、苦し紛れにパスを出した所は、今日を象徴するシーンです。
 
シーズン最初で良い課題をもらったと思います。連携精度を上げて、バックコート陣はスペースがあってゴールに近い位置でポストプレイヤーにボールを入れること、ポストプレイヤーはダブルチームへ来られる前にゴールへアタックorパスアウトすること、これらを目標に練習に励んでもらいたいです。
 
 

 
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●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#3 伊藤 達哉 4.0 | 0,2,4
#5 マーカス・ダブ 5.0 | 6,9,1
#7 晴山 ケビン 4.5 | 2,0,0
#9 綿貫 瞬 6.0 | 9,3,1
#12 岡田 優介 5.0 | 3,0,0
#14 坂東 拓 5.0 | 2,0,1
#32 ジュリアン・マブンガ 5.0 | 13,2,1
#33 内海 慎吾 4.5 | 5,2,0
#34 ジョシュア・スミス 4.5 | 8,2,0
#43 永吉 佑也 5.5 | 6,4,1
#45 頓宮 裕人 DNP
#91 片岡 大晴 5.5 | 8,1,1
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#3 伊藤 達哉 4.0 | 0,2,4
 アシスト4もフィールドゴール0/5
 
#7 晴山 ケビン 4.5 | 2,0,0
 反撃したい場面でフリースロー0/3は痛かった
 
#9 綿貫 瞬 6.0 | 9,3,1
 ハーフコート主体だと、伊藤より綿貫の方が一枚上か
 
#34 ジョシュア・スミス 4.5 | 8,2,0
 京都の成長は、スミスを生かせるかが鍵だと思います
 
以上


2017年10月13日金曜日

【Bリーグ】17-18 第3節Game1 京都ハンナリーズ VS 西宮ストークス

 

 
2017/10/13 京都ハンナリーズ 65-61 西宮ストークス@ハンナリーズアリーナ
観客数:1437人
 
 
本日のB1は京都vs西宮のみ。さらにBS-1で生中継ということで、他のBリーグクラスタからも注目された試合になりました。
 
 
1Qのオンザコートは西宮On1、京都On2。京都はマブンガ、ダブ、永吉のラインナップで高さを強調して攻める。
 
京都は良い形でシュートを打つもリングに嫌われ、なかなかリードを広がられない。しかし、伊藤と交代した綿貫がスティールからの速攻と3ポイントを決めて、流れを引き寄せる。
 
 
2Q残り6分で京都 31 - 12 西宮と19点差を広げたところで、ポストで構えた永吉へダブがパスするも呼吸が合わず、イージーなターンオーバー。
 
京都の流れが悪くなったところ、すかさずバーンズが3ポイントを決めて西宮がペースをつかむ。京都はポイントガードとマブンガなしで片岡PGを試すが、ボール運びに苦労してターンオーバーとなり、西宮が得点したところで京都はタイムアウト。
 
結局9点差まで詰められて2Q終了 京都 37-28 西宮。
 
 
後半、西宮はバーンズがアシストで回りを生かすことで、さらに得点差を詰めて、残り1分半でついに逆転。しかし、京都はマブンガの3ポイントで再逆転し、そのまま勝利。
 
再逆転したシーン、伊藤がボールを戻すようにジェスチャーするも、マブンガは1on1を仕掛けて3ポイントを決めました。俺に任せろというエースらしいプレイは、京都に欠けていたピースです。
 
今期のチームは、本当にバランスの取れたチームです。チャンピオンシップ上位進出も夢ではないと思います。
 


 
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●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#3 伊藤 達哉 5.0 | 0,2,2
#5 マーカス・ダブ 7.0 | 6,7,0
#7 晴山 ケビン 6.0 | 0.1.0
#9 綿貫 瞬 7.5 | 7,1,2
#12 岡田 優介 7.5 | 13,1,1
#14 坂東 拓 DNP
#32 ジュリアン・マブンガ 8.0 | 17,5,3
#33 内海 慎吾 6.5 | 5,3,1
#34 ジョシュア・スミス 6.5 | 7,4,0
#43 永吉 佑也 6.0 | 6,4,1
#45 頓宮 裕人 DNP
#91 片岡 大晴 6.0 | 4,0,2
 
※一部選手のみコメント
 
#3 伊藤 達哉 5.0 | 0,2,2
 フィールドゴール0/6。1本決めたかった
 
#5 マーカス・ダブ 7.0 | 6,7,0
 西宮のゾーンディフェンスに対し、インサイドから崩した
 
#9 綿貫 瞬 7.5 | 7,1,2
 前半、スティールからのワンマン速攻で流れを引き寄せる
 
#12 岡田 優介 7.5 | 13,1,1
 3ポイントだけでなく、ドライブからも得点を決める
 
#32 ジュリアン・マブンガ 8.0 | 17,5,3
 フリースロー12/13と高確率で決める
 
以上
 


2017年10月1日日曜日

【Bリーグ】17-18 第1節Game2 京都ハンナリーズ VS 三遠ネオフェニックス

 

 
2017/10/1 京都ハンナリーズ 65-63 三遠ネオフェニックス@ハンナリーズアリーナ
観客数:2427人
 
 
三遠は昨日と同様、終始On1の苦しいチーム事情でしたが、川嶋と太田が意地をみせる。
 
川嶋は3ポイントを3本沈め、ディフェンスではマブンガからスティールを奪うなど、京都に恩返しと言わんばかりの活躍。
 
太田はマブンガを1対1で守り切る場面もあり、ディフェンス面での貢献が目立ちました。
 
 
 
京都で印象に残ったプレイは2つ。

1つ目は、1Q(1分24秒)に伊藤がルーズボールダイブして、マブンガがダッシュで駆け寄り手を差し伸べたシーン。伊藤はマイボールにならなかったものの、ハードなプレイでチームを鼓舞。マブンガのダッシュは、ハートの熱さとキャプテンシーを感じました。半年後、素晴らしいチームになっている予感がします。
 
2つ目は、スミスの柔らかいシュート。ポストでステップを刻んでからのシュート、ペイント内に切り込んだ味方からパスをもらってからのシュート共に、柔らかいタッチで高確率に決まりました。
 
 
試合は、4Q開始14点差あった得点差を2点差まで縮められるも、京都が勝利。ルールが改正され、ファウルゲームが出来ないことに助けられました。課題の残る4Qでしたが、勝てたことが何よりの収穫です。
 
 
来週の対戦相手は千葉ジェッツです。社長の島田さんは、(リップサービス込みだと思いますが)”強敵”京都と言ってくれています。実際、千葉相手にも良い勝負をしれくれると思います。一つ以上勝って、Bリーグの台風の目になってほしいです。
 
 

 
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●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#3 伊藤 達哉 6.5 | 4,1,4
#5 マーカス・ダブ 6.0 | 2,2,1
#7 晴山 ケビン 5.5 | 0,1,1
#9 綿貫 瞬 7.0 | 8,1,1
#12 岡田 優介 5.5 | 0,0,1
#14 坂東 拓 DNP
#32 ジュリアン・マブンガ 6.5 | 12,11,2
#33 内海 慎吾 7.0 | 6,1,0
#34 ジョシュア・スミス 8.0 | 21,16,2
#43 永吉 佑也 6.5 | 6,9,1
#45 頓宮 裕人 DNP
#91 片岡 大晴 6.5 | 6,2,1
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#5 マーカス・ダブ 6.0 | 2,2,1
 3Q途中で負傷。心配です
 
#7 晴山 ケビン 5.5 | 0,1,1
 この2連戦は、あまり目立たなかった
 
#9 綿貫 瞬 7.0 | 8,1,1
 鈴木相手にポストプレイで、攻撃の起点を作る
 
#12 岡田 優介 5.5 | 0,0,1
 フェイスガードにあい、ほとんどシュートを打たせてもらえず
 
#32 ジュリアン・マブンガ 6.5 | 12,11,2
 太田との1on1は勝ってほしかった
 
#33 内海 慎吾 7.0 | 6,1,0
 タイムアウト明け、チームとして決めてほしいシュートを沈める
 
以上