2016年12月30日金曜日

【Bリーグ】16-17 京都ハンナリーズ 前半戦振り返り

 

 
2016年も後二日となりました。京都ハンナリーズの前半戦を振り返ります。
 
京都は、13勝14敗で西地区4位。シーズン開始前は「他1部リーグのチームと比較すると、戦力的には厳しいと思います。今期の目標は1部残留でしょう」と予想していたので、大健闘と言えるでしょう。
 
昨シーズンのbjファイナルに進出した沖縄(11勝16敗)、富山(5勝24敗)、秋田(7勝22敗)と比較しても一番良い成績です。
 
上記3チームは昨シーズンのチームをベースに今シーズンも戦っています。しかし、京都もそれは同じです。”好成績”の要因は戦術面の変化だと考えています。
 
 
京都はBリーグが開幕してからファストブレイクを積極的に狙うようになりました。ただし、アップテンポのゲームをやりたいのではなく、ディフェンス成功時を中心に速攻を仕掛けます。
 
サッカーで例えるとカウンターアタックです。守備を固めて、速攻で数的優位やスピードに乗ったプレイで得点を奪います。
 
この戦術は主に”弱い”チームが取り入れることが多いです。2015-2016プレミアリーグで、レスターがカウンター中心のサッカーで優勝。彼らも地方の弱小クラブでした。
 
 
京都がほぼ五分の成績を残せたのは、レスターと同様にカウンターアタックという弱者の戦術を取り入れたからだと思います。
 
サッカーのカウンターアタックは守備的でつまらないと言われてしまいがちですが、バスケは違います。原則24秒でポゼッションが切り替わりますし、ファストブレイクはチームと観客を盛り上げます。
 
 
12月には、強豪のA東京や栃木から白星を取りました。バスケット観戦をしたことがない人でも、楽しめるバスケットをしています。京都の観客数は低迷していますが、一人でも多くの方に観戦してほしいです。
 
 
以上


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