2016年5月14日土曜日

【bjリーグ】15-16 プレーオフ・カンファレンスファイナル 京都ハンナリーズ VS 琉球ゴールデンキングス

 

 
2016/5/15 京都ハンナリーズ 56-87 琉球ゴールデンキングス@有明コロシアム
 
 
公式発表で観客数は7598人。京都は4回目のカンファレンスファイナル進出ですが、過去3回は勝利できず決勝へ進めませんでした。京都の目標は優勝ではなく、まずはファイナルへ進むことです。
 
 
試合開始早々、沖縄は連続3ポイントが決めて、ペースをつかむ。いつも以上に早いタイミングでシュートを打ってきたので、京都はびっくりしていたと思います。
 
 
沖縄の3ポイントが確率よく決まったことで、京都は外を警戒したディフェンス。すると沖縄はドライブで中を攻めて得点を奪う。次に、沖縄のドライブに対して京都がヘルプディフェンスに行くと、キックアウトされてオープンのスリーを沈める。
 
京都は完全に後手後手に回り、ディフェンスが崩壊してしまいました。前半終了 京都 31-50 沖縄。京都は苦しい展開となります。
 
 
 
 
前半、沖縄はお得意のファストブレイクを出さず、オールコートディフェンスもしませんでした。あえてハーフコートゲームを挑んでいたのだと思います。これは、京都のコッツァー対策だと考えられます。
 
 
レギュラーシーズンで沖縄はコッツァーのインサイドとオフェンスリバウンドからの得点にやられたと感じていたのでしょう。京都のオフェンスリバウンド(沖縄のディフェンスリバウンド)に対し、人数をかけてリバウンド争いに参加。その分、ファストブレイクは出にくくなりますが、そこは割り切っていたのだと思います。
 
 
また、沖縄はオフェンスリバウンドへの優先度を下げて戻りを早くた結果、京都もほとんど速攻が出ない。京都としては、速攻で足を動かしてリズムをつかみたかったのですが、それも出来ませんでした。
 
 
沖縄はハーフコートゲームに持ち込むという作戦を、選手達がしっかり意識して実行しきった結果、高い集中力で戦えました。逆に京都は、沖縄の変化と集中力の高いディフェンスにボールも人も動かず、チームの意思を感じないゲームを続けてしまいました。
 
 
 
 
第3Qも引き続き沖縄ペース。京都は早い時間帯で3回すべて使い切るも、リードを広げられ、3Qだけで 京都 3-20 沖縄のRUNを決められてしまう。3Q 京都 34-70 沖縄。
 
最後は、京都 56-87 沖縄 で沖縄の勝利。
 
 
京都は過去3試合のカンファレンスファイナルを緊張やプレッシャーにより自滅して負けてしまいました。しかし、今日は違います。それなりに普段通りのプレイは出来ていたと思います。沖縄が良い形で変化したので、いつも通りプレイでは勝てなかったのです。
 
プレーオフで勝ち切るには、レギュラーシーズンと同じプレイだけでは勝てないです。何かプラスアルファが必要なことを今日の沖縄から教えてもらいました。bjリーグで頂点に立てなかったのは非常に悔しいのですが、Bリーグで仮を返してほしいです。
 
 


 

●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 4.0 | 0,1,0
#1 タイレン ジョンソン 3.0 | 7,2,9
#7 薦田 拓也 4.5 | 8,0,1
#8 村上 直 4.5 | 8,2,0
#9 小島 元基 4.0 | 2,0,0
#17 日下 光 5.0 | 3,1,1
#18 モーゼス エハンベ 4.5 | 6,1,2
#19 徳永 林太郎 4.0 | 0,0,0
#25 佐藤 託矢 4.0 | 2,0,2
#33 内海 慎吾 4.0 | 2,0,2
#33 籔内 幸樹 4.0 | 6,1,4
#42 ケビン コッツァー 4.5 | 13,3,10
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#1 タイレン ジョンソン 3.0 | 7,2,9
 フィールドゴール2/16、エースが振るわず
 
#9 小島 元基 4.0 | 2,0,0
 レイアップを外してしまうなど、フィニッシュが甘かった

#17 日下 光 5.0 | 3,1,1
 ベテランらしくチームを落ち着かせる
 
#18 モーゼス エハンベ 4.5 | 6,1,2
 沖縄のゾーンに3ポイント一発回答のシーンは良かった
 
#33 内海 慎吾 4.0 | 2,0,2
 3ポイント0/1、シュートを打たせてもらえず
 
#33 籔内 幸樹 4.0 | 6,1,4
 フィールドゴール1/8、積極的なシュートは良かったが。。。
 

  


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