2015年12月5日土曜日
【bjリーグ】15-16 第17Game 福島ファイヤーボンズ VS 京都ハンナリーズ
2015/12/5 福島ファイヤーボンズ 93-95 京都ハンナリーズ@白河中央体育館
公式発表で観客数は1277人。東西カンファレンス2位同士となったこの試合、予想通り接戦となりました。
福島は今季加入したナッシュが得点王を独走中。ドライブもシュートもうまく簡単には止められない選手です。一方京都は先週の試合でオーウェンスが今季絶望の重症。外国籍選手2名で戦うタフなゲームとなりました。
福島のファーストポイントは京都から移籍した枡田。最近スターターで出場しており、新天地での活躍がうれしい。
京都のオフェンスは、インサイドの優位性を活かしてコッツァーが得点。ディフェンスでは、ナッシュにパルマーがつく。まずはボールを持たせないようにする。ボールを持たれるとパルマーではスピード面で少しミスマッチだけど、抜けれることを前提にマークしていました。ナッシュがドライブで侵入すると他のメンバーがすかさずヘルプディフェンス。ここはかなり徹底していたと思います。
また、京都はゲームプランとしてナッシュのファールアウトを狙っていたと思います。パルマーがナッシュにドライブなどでつっかかり、ファールを誘うプレイとしていたからです。前半でナッシュは2ファール、ここでしっかりファールをさせたことが勝利につながったといえるでしょう。
後半も1進1退の攻防が続いて試合終了間際、京都3点リードで福島ボール。福島のシュートは外れるがオフェンスリバウンドを取ってからナッシュの3ポイントで同点。タイムアウト後、残り2.5秒から薮内がレイアップシュートを外してしまい、延長戦へ。
この時点でパルマーが体力的にきつそうだったので、オーバータイムは京都が不利と思いました。延長戦開始早々、福島が連続3ポイントを決めて、勢いにのる。京都のタイムアウト後、ナッシュが痛恨のファウルで5ファウル退場、京都は助かりました。
延長戦も同点、さらに再延長も同点で、トリプルオーバータイムへ突入。最後は狩俣の3ポイントが外れ、村上がファストブレイクからファールをもらい、フリースローを決めて勝負あり。今日の試合、村上の速攻が何度も決まっていたので、福島はファールで止めるしかありませんでした。
京都はオーウェンス抜きの外国籍選手2名でよく勝てたと思います。コッツァー53分、パルマー49分のプレイタイム。特にパルマーはナッシュにディフェンスしながら30得点19リバウンドの活躍。オーバータイムは気力だけで戦っていたでしょう。疲れ果てた状態でのステップバックからのシュートが入った時は、感動しました。
そして、決勝フリースローを含む20得点をあげた村上。コンディションがとても良く躍動していました。今日ぐらいの活躍は出来ると思っていたので、驚いてはいません。後は毎試合コンスタントに得点を取れるようになってほしいと思います。
連敗を覚悟していた福島戦の初戦で勝てたことは非常に大きい。オーウェンスに良いプレゼントが出来たと思います。しかし、今日の試合で京都の選手はかなり疲弊しました。明日は怪我なく戦えればそれでよいです。
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 7.0 | 2,3,2
#7 薦田 拓也 DNP
#8 村上 直 8.0 | 20,2,2
#12 デイビッド パルマー 9.0 | 30,3,19
#15 ラリー オーウェンス DNP
#17 日下 光 6.5 | 3,1,2
#19 徳永 林太郎 6.0 | 0,0,0
#25 佐藤 託矢 6.5 | 6,0,3
#33 内海 慎吾 5,5 | 0,2,5
#33 籔内 幸樹 6.5 | 11,4,1
#42 ケビン コッツァー 8.0 | 23,5,22
※印象に残った選手のみコメント
#7 薦田 拓也 DNP
先週に続きDNP、薦田がいないのは厳しい。
#8 村上 直 8.0 | 20,2,2
ファストブレイクと合わせてゲームコントロールもしっかり出来ていました。
#12 デイビッド パルマー 9.0 | 30,3,19
闘将にふさわしい活躍、ちょっと感動しました。
#15 ラリー オーウェンス DNP
今シーズン、彼のプレイをもっと見たかった。
#25 佐藤 託矢 6.5 | 6,0,3
佐藤のプレイタイムで、パルマーとコッツァーに休息時間を与えることが出来ました。
#42 ケビン コッツァー 8.0 | 23,5,22
twenty-twentyの大活躍、インサイドできっちり仕事をしてくれました。
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