2015年12月20日日曜日
【bjリーグ】15-16 第22Game 京都ハンナリーズ VS 秋田ノーザンハピネッツ
2015/12/20 京都ハンナリーズ 67-79 秋田ノーザンハピネッツ@山城総合運動公園体育館
公式発表で観客数は1246人。昨日に比べると満員感が出ていました。
昨日の試合は接戦で敗北、リバウンド 京都 22-49 秋田と圧倒されました。
今日の試合は全員のリバウンドの意識が高く持てており、京都 37-31 秋田とスタッツ上でも上回る。
リバウンドは改善出来たけど、今日の問題点は低い2Pシュート16/39(41%)成功率。秋田の#13モリソン(211cm)が壁のように立ちはだかり、イージーに見えるゴール下シュートでも外していたことが原因です。
京都はエハンベや内海が高確率で3ポイントを沈め、チーム全体で9/18(50%)成功させました。しかし、強豪秋田相手に外からのシュートだけでは勝てません。ペイント内でもスコアする必要があります。
連敗は残念ですが、二日間の課題をプレーオフまでに解決していけばよいと思います。来年のホームゲームを楽しみにします。
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●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 5.0 | 3,1,1
#7 薦田 拓也 5.0 | 6,0,3
#8 村上 直 4.5 | 0,1,0
#17 日下 光 5.0 | 0,2,0
#19 徳永 林太郎 DNP
#25 佐藤 託矢 4.5 | 0,1,0
#33 内海 慎吾 6.0| 13,0,1
#33 籔内 幸樹 5.5 | 14,4,2
#42 ケビン コッツァー 5.5 | 9,2,12
#77 モーゼス エハンベ 6.0 | 14,0,3
#88 タイレン ジョンソン 6.0 | 8,3,9
※印象に残った選手のみコメント
#0 瀬戸山 京介 5.0 | 3,1,1
今季3ポイント2/19(10.5%)、イップス気味に見える。
#33 内海 慎吾 6.0| 13,0,1
3ポイント3/5(60%)、ラインから離れた場所からも決める。
#33 籔内 幸樹 5.5 | 14,4,2
ターンオーバー5つは多かった。
#77 モーゼス エハンベ 6.0 | 14,0,3
ほしい場面でボールが来ないことも。連携はこれから。
#88 タイレン ジョンソン 6.0 | 8,3,9
9リバウンドと意識高くボール奪取へ参加。
【bjリーグ】15-16 第21Game 京都ハンナリーズ VS 秋田ノーザンハピネッツ
2015/12/19 京都ハンナリーズ 76-80 秋田ノーザンハピネッツ@山城総合運動公園体育館
公式発表で観客数は800人。京都はデロチョウスキーとの短期契約を満了。モーゼス・エハンベ(G/F 198cm)、タイレン・ジョンソン(F 202cm)が新加入。2・3番タイプのエハンベ、3・4番タイプのジョンソンと理想通りの補強が出来ました。
両選手ともシーズン途中、予定外の加入にも関わらず高い能力を持っています。京都の外国籍選手のスカウティング能力にはいつも驚かされます。
京都はオフェンス、ディフェンスともに少しぎこちなかったけど、前半終了時点で 京都 33-26 秋田 と7点リード。今までのチーム成熟度と新加入2名の個人能力の高さでカバーできていたと思います。ただ、インサイド対決では分が悪く、コッツァ-は秋田の高さに攻守で苦戦しました。
4Q終盤、クロスゲームとなり両チームともスコアを重ねる。こうなるとエースがはっきりしない京都は分が悪く、勝負どころでターンオーバーを犯し、そのまま敗北。接戦になると厳しいと思っていたので、その通りとなりました。
今日は負けましたが、新加入の二人がチームにフィットした時、京都は頂点を目指せるチームになると感じました。これから毎試合成長するチームを見られると思うと楽しみです。
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●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 4.5 | 0,1,1
#7 薦田 拓也 4.5 | 2,0,2
#8 村上 直 6.0 | 8,1,1
#17 日下 光 5.0 | 1,2,0
#19 徳永 林太郎 6.0 | 0,2,0
#25 佐藤 託矢 6.0 | 2,2,1
#33 内海 慎吾 5.5 | 7,2,3
#33 籔内 幸樹 5.5 | 4,3,2
#42 ケビン コッツァー 5.5 | 14,1,2
#77 モーゼス エハンベ 5.5 | 14,0,2
#88 タイレン ジョンソン 6.5 | 24,5,6
※印象に残った選手のみコメント
#8 村上 直 6.0 | 8,1,1
ファウルトラブルも連続3ポイント成功。
#19 徳永 林太郎 6.0 | 0,2,0
ファウルトラブルの村上に代わりPGとしてチームを牽引
#25 佐藤 託矢 6.0 | 2,2,1
アシスト2、チームにフィットしてきました。
#33 内海 慎吾 5.5 | 7,2,3
勝負どころで3ポイントが来なかった。
#42 ケビン コッツァー 5.5 | 14,1,2
リバウンド2、秋田の高さに苦しみました。
#77 モーゼス エハンベ 5.5 | 14,0,2
シュータータイプ。ディフェンスは少し苦手
#88 タイレン ジョンソン 6.5 | 24,5,6
スコアラータイプながらアシストもしっかり。
2015年12月12日土曜日
【bjリーグ】15-16 第19Game 京都ハンナリーズ VS 群馬クレインサンダーズ
2015/12/12 京都ハンナリーズ 91-88 群馬クレインサンダーズ@ハンナリーズアリーナ
公式発表で観客数は1939人。京都は先週の試合で#12パルマーが電撃引退。週間MVPを取って有終の美を飾りました。
引退を知ってから福島戦での活躍を思い出すと涙が・・・。最後に素晴らしいプレイを見せてくれてありがとう。デイビットには感謝の気持ちしかありません。
京都はオーウェンスが怪我、パルマーが引退したため、デロチョウスキーを短期契約で獲得。連携が出来ていないため彼のプレイタイムは短く、ON1の時間帯が長くなり苦しい戦いとなりました。
群馬はチーム得点王のケネディがオフェンスの中心。京都はサイズ、スピード面でマッチアップ出来る選手がいないため、どうやって彼を止めるかがポイントとなります。
前半、京都はゾーンを多用しケネディのペネトレイトに備えます。しかし、群馬は外のシュートをきっちり決めてリードを広げる。瀬戸山をケネディにつけてマンツーマンで守りますが、それでも群馬ペースは変わらず、前半を京都 39-49 群馬 で折り返す。
後半、スターターの佐藤に代わりに瀬戸山を入れて、村上(179cm)、薮内(183cm)、瀬戸山(178cm)、内海(188cm)、コッツァ-(202cm)のスモールラインナップで挑みます。
速攻を多用して平面のバスケットで勝負しますが、点差は詰まらず京都 55-67 群馬で最終Qを迎える。
4Q、ハイポストで佐藤とコッツァ-のパス交換からのオフェンスがハマり、徐々に点差を詰める。薦田が1on1からしっかりシュートを決め、日下と徳永のルーズボールへのダイブから京都ペースに。セカンドユニット中心で逆転に成功する。
オーバータイムにもつれるも日下がしっかりフリースローを決めて、京都が逃げ切り 京都 91-88 群馬 で京都の勝利。
京都の引き出しの多さが光ったゲームでしたが、一番の勝因はルーズボールへの執着心。京都のそれは群馬を大きく上回りました。
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●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 6.5 | 4,2,1
#7 薦田 拓也 7.0 | 12,0,1
#8 村上 直 7.5 | 9,7,3
#15 ラリー オーウェンス DNP
#17 日下 光 7.5 | 12,2,0
#19 徳永 林太郎 7.0 | 7,0,0
#25 佐藤 託矢 6.5 | 4,0,5
#33 内海 慎吾 5.5 | 5,2,0
#33 籔内 幸樹 7.0 | 10,3,1
#42 ケビン コッツァー 8.5 | 26,1,15
#77 トラビス デロチョウスキー 5.5 | 2,2,1
※印象に残った選手のみコメント
#0 瀬戸山 京介 6.5 | 4,2,1
ケネディにグッドディフェンス、しかし前半もったいないターンオーバーが多かった。
#7 薦田 拓也 7.0 | 12,0,1
病み上がりで12得点、後半リズムが出てきました。
#8 村上 直 7.5 | 9,7,3
緩急と岡田優ばりのフェイントから得点とアシストを重ねる。
#17 日下 光 7.5 | 12,2,0
勝負を決めるフリースローをきっちり決めた。
#19 徳永 林太郎 7.0 | 7,0,0
思い切りの良いプレイでチームを勢いづけました。
#33 籔内 幸樹 7.0 | 10,3,1
試合終了後、足を引きずっていたのが気になります。
#42 ケビン コッツァー 8.5 | 26,1,15
ダブルダブルに加え、ターンオーバー1、ファールも2つに抑えつつコートに立ち続けました。
2015年12月6日日曜日
【bjリーグ】15-16 第18Game 福島ファイヤーボンズ VS 京都ハンナリーズ
2015/12/6 福島ファイヤーボンズ 61-62 京都ハンナリーズ@白河中央体育館
公式発表で観客数は1431人。昨日、今日と白河周辺を観光してましたが、地方都市の衰退が一段と進んでいるように思いました。食事場所を探すのに苦労したので、寂しい限りです。
昨日の試合はトリプルオーバータイムの末、京都が勝利。パルマー、コッツァーの疲労を考えれば、今日は厳しい戦いになると思いました。
試合開始後、福島のディフェンスは籔内にナッシュ、パルマーに狩俣をマッチさせる。ナッシュのファウルトラブルを考慮しての作戦でしょう。
ミスマッチとなったパルマーは、狩俣相手にしっかり攻めて2ファウルさせる。それでも狩俣はベンチに下がらずプレイを続けた所を見ると、HCからの信頼は相当なものだと思います。
前半終了時点で、福島 30-24 京都でロースコアな展開。京都は前半だけで3ポイント0/9と、まったく当たりが来ず苦しい展開。6点差で助かったと思いました。
後半も終始福島がリードするが、残り2分40秒で京都が逆転。しかし、福島もバン トリースのフリースローやリバウンドシュートで再度逆転する。
残り13秒、1点ビハインドで京都ボール。スローイン後、パルマーがファールをもらい、フリースローを二本決めて逆転。この場面、パルマーは簡単に外からシュートせずにドライブを選択。少なくとも一点取りたいので、最高の選択といえます。彼の勝負強さとクレバーさが光りました。
得点王のナッシュは9得点に終わり、今日もやりたいことをさせてもらえませんでした。京都はナッシュにダブル・トリプルチームで守り、それでも守れない時はファウルで止める徹底ぶり。ナッシュという個の力にチームでもぎ取った勝利と言えるでしょう。
今季絶望となったオーウェンスに捧げる2勝になったと思います。
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 6.5 | 0,2,1
#7 薦田 拓也 DNP
#8 村上 直 7.5 | 8,1,1
#12 デイビッド パルマー 8.0 | 28,1,14
#15 ラリー オーウェンス DNP
#17 日下 光 6.5 | 3,1,2
#19 徳永 林太郎 6.0 | 0,0,0
#25 佐藤 託矢 5.5 | 0,1,1
#33 内海 慎吾 5.0 | 0,0,3
#33 籔内 幸樹 7.5 | 10,4,5
#42 ケビン コッツァー 7.5 | 13,2,15
※印象に残った選手のみコメント
#0 瀬戸山 京介 6.5 | 0,2,1
エアボールのシュートもあったが、ディフェンスで貢献。
#8 村上 直 7.5 | 8,1,1
福島ブースターもびっくりの高速レイアップ。フィニッシュが安定してきました。
#12 デイビッド パルマー 8.0 | 28,1,14
闘神再び。2日目もこのパフォーマンス、おみそれしました。
#17 日下 光 6.5 | 3,1,2
京都はスリーポイント1/14、唯一決めたのが日下でした。
#25 佐藤 託矢 5.5 | 0,1,1
おしいシュートもあり、1本ほしかった。
#33 内海 慎吾 5.0 | 0,0,3
この2日間、0得点と当たりがきませんでした。
#33 籔内 幸樹 7.5 | 10,4,5
ミドルシュートを淡々と決めて、ゲームコントロールだけでなく得点でもチームを牽引。
2015年12月5日土曜日
【bjリーグ】15-16 第17Game 福島ファイヤーボンズ VS 京都ハンナリーズ
2015/12/5 福島ファイヤーボンズ 93-95 京都ハンナリーズ@白河中央体育館
公式発表で観客数は1277人。東西カンファレンス2位同士となったこの試合、予想通り接戦となりました。
福島は今季加入したナッシュが得点王を独走中。ドライブもシュートもうまく簡単には止められない選手です。一方京都は先週の試合でオーウェンスが今季絶望の重症。外国籍選手2名で戦うタフなゲームとなりました。
福島のファーストポイントは京都から移籍した枡田。最近スターターで出場しており、新天地での活躍がうれしい。
京都のオフェンスは、インサイドの優位性を活かしてコッツァーが得点。ディフェンスでは、ナッシュにパルマーがつく。まずはボールを持たせないようにする。ボールを持たれるとパルマーではスピード面で少しミスマッチだけど、抜けれることを前提にマークしていました。ナッシュがドライブで侵入すると他のメンバーがすかさずヘルプディフェンス。ここはかなり徹底していたと思います。
また、京都はゲームプランとしてナッシュのファールアウトを狙っていたと思います。パルマーがナッシュにドライブなどでつっかかり、ファールを誘うプレイとしていたからです。前半でナッシュは2ファール、ここでしっかりファールをさせたことが勝利につながったといえるでしょう。
後半も1進1退の攻防が続いて試合終了間際、京都3点リードで福島ボール。福島のシュートは外れるがオフェンスリバウンドを取ってからナッシュの3ポイントで同点。タイムアウト後、残り2.5秒から薮内がレイアップシュートを外してしまい、延長戦へ。
この時点でパルマーが体力的にきつそうだったので、オーバータイムは京都が不利と思いました。延長戦開始早々、福島が連続3ポイントを決めて、勢いにのる。京都のタイムアウト後、ナッシュが痛恨のファウルで5ファウル退場、京都は助かりました。
延長戦も同点、さらに再延長も同点で、トリプルオーバータイムへ突入。最後は狩俣の3ポイントが外れ、村上がファストブレイクからファールをもらい、フリースローを決めて勝負あり。今日の試合、村上の速攻が何度も決まっていたので、福島はファールで止めるしかありませんでした。
京都はオーウェンス抜きの外国籍選手2名でよく勝てたと思います。コッツァー53分、パルマー49分のプレイタイム。特にパルマーはナッシュにディフェンスしながら30得点19リバウンドの活躍。オーバータイムは気力だけで戦っていたでしょう。疲れ果てた状態でのステップバックからのシュートが入った時は、感動しました。
そして、決勝フリースローを含む20得点をあげた村上。コンディションがとても良く躍動していました。今日ぐらいの活躍は出来ると思っていたので、驚いてはいません。後は毎試合コンスタントに得点を取れるようになってほしいと思います。
連敗を覚悟していた福島戦の初戦で勝てたことは非常に大きい。オーウェンスに良いプレゼントが出来たと思います。しかし、今日の試合で京都の選手はかなり疲弊しました。明日は怪我なく戦えればそれでよいです。
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 7.0 | 2,3,2
#7 薦田 拓也 DNP
#8 村上 直 8.0 | 20,2,2
#12 デイビッド パルマー 9.0 | 30,3,19
#15 ラリー オーウェンス DNP
#17 日下 光 6.5 | 3,1,2
#19 徳永 林太郎 6.0 | 0,0,0
#25 佐藤 託矢 6.5 | 6,0,3
#33 内海 慎吾 5,5 | 0,2,5
#33 籔内 幸樹 6.5 | 11,4,1
#42 ケビン コッツァー 8.0 | 23,5,22
※印象に残った選手のみコメント
#7 薦田 拓也 DNP
先週に続きDNP、薦田がいないのは厳しい。
#8 村上 直 8.0 | 20,2,2
ファストブレイクと合わせてゲームコントロールもしっかり出来ていました。
#12 デイビッド パルマー 9.0 | 30,3,19
闘将にふさわしい活躍、ちょっと感動しました。
#15 ラリー オーウェンス DNP
今シーズン、彼のプレイをもっと見たかった。
#25 佐藤 託矢 6.5 | 6,0,3
佐藤のプレイタイムで、パルマーとコッツァーに休息時間を与えることが出来ました。
#42 ケビン コッツァー 8.0 | 23,5,22
twenty-twentyの大活躍、インサイドできっちり仕事をしてくれました。
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