2015年5月2日土曜日
【bjリーグ】14-15 京都ハンナリーズ レギュラーシーズン1位
2014-2015シーズン、京都ハンナリーズはレギュラーシーズンチーム最高成績の1位。
しかし、シーズンが始まる前の私の期待値はそれほど高くなく、沖縄を抑えて1位を取れるとは想像も出来ませんでした。
1位を取れた要因と感想を書きます。
■2014-2015シーズン ロスターと成績
#0 瀬戸山 京介 187cm|G/F
#2 レジー ウォーレン 202cm|PF
#3 桝田 祐介 184cm|G
#7 薦田 拓也 190cm|F
#8 村上 直 179cm|PG
#9 綿貫 瞬 178cm|G
#12 デイビッド パルマー 201cm|F
#17 日下 光 174cm|PG
#32 ライアン フォーハンケリー 196cm|F
#33 内海 慎吾 188cm|G/F
#42 ケビン コッツァー 202cm|F
ヘッドコーチ:浜口 炎
レギュラーシーズン:ウエスタン1位
プレーオフ:???
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■外国籍選手について
外国籍選手についてはシーズンが始まる前、以下の通りコメントしています。
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今年の外国籍選手のタイプは
インサイド:ウォーレン、コッツァー
シューター:パルマー、フォーハンケリー
スラッシャー:なし
です。
過去、京都に在籍したジャーメイン・ボイェットやエドウィン・ユービレスのようなスラッシャータイプの選手がいません。オフェンス面ではスクリーンやピックアンドロールを多用して、ギャップを作っていく必要があり、チームの完成度が求められるシーズンになりそうです。
また、ウォーレン(204cm)、コッツァー(202cm)、パルマー(201cm)、フォーハンケリー(196cm)と過去シーズンに比べて、サイズが低いです。リバウンド面でも苦しいシーズンになると予想しています。
【bj/NBL】14-15プレシーズンマッチ 兵庫ストークス VS 京都ハンナリーズ
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個人スキルでうれしい誤算だったのはコッツァー。インサイドとしては身長が低いものの、キャッチング・ポストプレイが上手で、ボールを持ってからシュートに行くまでが非常に早くなめららか。昨年のホルムやワーナーになかったストロングポイントです。
そして、個人スキル以上に良かった点は、新加入のウォーレン、コッツァー、フォーハンケリーがモーションオフェンスへの理解度が高かったことです。今シーズンのチームオフェンスは、とてもスムーズで誰がどのプレイをするか全員でイメージ出来ています。浜口HC体制でもっとも完成度の高いチームとなりました。
昨年のユービレスのような強力なスラッシャーはいませんが、パス・スクリーン・ピックアンドロールを駆使してディフェンスにギャップを作り、得点を重ねる姿は芸術的でした。
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■ディフェンスについて
チームオフェンス同様、チームディフェンスも素晴らしかった。
京都に2~3番タイプのエースを一人でディフェンス出来る選手はいません。しかし、ダブルチームやヘルプディフェンスを駆使して守り、確実にリバウンドを取ることで、リーグ最少失点を記録しました。チームとしてしっかり機能していた証左です。
昨シーズンまで在籍した選手が積み重ねてきたチーム力に、新加入のウォーレン、コッツァー、フォーハンケリー、内海がうまく融合できたシーズンだったと思います。
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■NBAのチーム
今年の京都と似ているNBAのチームはサンアントニオ・スパーズです。絶対的に得点を取る選手がいるというよりチームでバスケットする所が似ています。
少し強引ですが、選手を割り当てると
#0 瀬戸山 京介 = カワイ・レナード
ディフェンスが良い
#2 レジー ウォーレン = ティム・ダンカン
ポジションが同じ。
#3 桝田 祐介 = 該当者なし
#7 薦田 拓也 = 該当者なし
#8 村上 直 = パティ・ミルズ
ファストブレイク得意
#9 綿貫 瞬 = トニー・パーカー
ペネトレイトが上手な司令塔
#12 デイビッド パルマー = マルコ・ベリネリ
シューター
#17 日下 光 = 該当者なし
#32 ライアン フォーハンケリー = マヌ・ジノビリ
6man起用が多い
#33 内海 慎吾 = ダニー・グリーン
3ポイントシューター
#42 ケビン コッツァー = ティアゴ・スプリッター
フィジカル強い
※選手の下のコメントは割り当て理由です。
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■最後に
プレーオフでは、絶対的なエースがいない点はマイナスといえます。しかし、京都にはチームディフェンスと、優勝請負人パルマーのシュート力があります。レギュラーシーズンで積み重ねてきたことを実践して、今年こそ頂点を取って欲しいです。
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