2016年11月27日日曜日
【Bリーグ】16-17 第19Game 京都ハンナリーズ VS 滋賀レイクスターズ
2016/11/27 京都ハンナリーズ 91-67 滋賀レイクスターズ@ハンナリーズアリーナ
観客数:1442人
今節のパンフレットに試合会場のMAPと比較的空いているトイレが記載されていました。1階のトイレは混雑していて、2階の奥のトイレはガラガラだったので、良い案内だと思います。
試合は序盤、滋賀がペースを握る。京都は、滋賀のタイトなディフェンスで外角からのシュートが多く、得点が伸びない。
逆に滋賀は、ボールがよく回りフィニッシャーのマブンガが高確率で得点を決める。1Q終了 京都 14-24 滋賀 で滋賀のリード。
2Q半ば、佐藤とウィーバーのゴール下のポジション争いで小競り合いが乱闘に発展し、両者退場となる。乱闘でベンチメンバーがコートに入ると退場になるルールがあります。そのため、コッツァーがベンチで味方をコートに入らないように制していて、隠れたグッジョブと思いました。
先日の千葉vsA東京の乱闘でベンチメンバーがコートに入り、13人退場者が出たことは記憶に新しいです。この時の教訓が生かされました。
乱闘直後、ちょうどオフィシャルタイムアウトではんなりんのダンスパフォーマンス。よどんだ会場の空気を変えてくれて、女神に見えました。
試合再開後、京都が逆転。3Q以降もリードを広げて、試合終了 京都 91-67 滋賀 で京都の勝利。
勝因の一つは、2Q以降マブンガを5得点に抑え、ディフェンスでも弱点をしっかりついたことです。
マブンガのオフェンスは、川嶋がマークしてミスマッチをあえて作る。マブンガが1対1を仕掛けますが、他の4人の足が止まっていました。滋賀のリズムが悪くなりやすいように仕向けていたといえます。
マブンガのディフェンスは、ダブのポストプレイで攻めさせる。彼はインサイドのディフェンスがそれほど良くないので、ダンクを含めて高確率で得点を決めることが出来ました。
琉球が敗れて、京都が勝ったため11月末時点で西地区4位が確定。京都はオールジャパンに出場が決定しました。せっかくなので、レギュラーシーズンで試しづらいプレイも実践してほしいです。
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●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#1 小島 元基 6.5 | 6,3,2
#2 川嶋 勇人 8.5 | 12,4,0
#5 マーカス・ダブ 8.5 | 21,11,3
#8 村上 直 6.5 | 6,1,2
#12 岡田 優介 5.5 | 5,0,0
#15 佐藤 託矢 1.0 | 2,0,0
#17 日下 光 5.0 | 0,0,0
#24 ローレンス・ヒル 6.0 | 3,2,0
#33 内海 慎吾 7.5 | 13,0,1
#34 籔内 幸樹 7.0 | 11,0,0
#42 ケビン・コッツァー 7.0 | 12,4,4
※印象に残った選手のみコメント
#2 川嶋 勇人 8.5 | 12,4,0
マブンガをかなり守れていました
#5 マーカス・ダブ 8.5 | 21,11,3
闘将。スラムダンク最高でした!
#12 岡田 優介 5.5 | 5,0,0
厳しいマークで得点伸びず
#15 佐藤 託矢 1.0 | 2,0,0
乱闘はキャプテンとして、耐えてほしかった
#33 内海 慎吾 7.5 | 13,0,1
3ポイントを3本沈める
以上
2016年11月20日日曜日
【Bリーグ】16-17 第16Game 京都ハンナリーズ VS シーホース三河
2016/11/20 京都ハンナリーズ 78-93 シーホース三河@舞鶴文化公園体育館
観客数は1147人。昨日、今日と寂しい数字が並びました。舞鶴開催にあたって、今までの付き合いもあるでしょうが、来年は開催の是非を見直してもよいかと思います。
1Q、昨日の試合でアシスト中心のプレイだった桜木が積極的に得点を取りにくる。彼はシュート力に加え、ファウルをもらうのが上手く、佐藤では抑えきれない。
さらにアウトサイドからも比江島と金丸が高確率でシュートを決めるため、1Qだけで三河に27得点を取られました。
京都は、ハーフコートオフェンスでうまい合わせからシュートしてもブロックされるなど、三河の高さを攻略できない。しかし、ファストブレイクは効果的に決まりました。
平面のバスケットに持ち込むことで、三河の高さを無効にできていたと思います。今シーズン、京都は他チームに比べてサイズがないため、速攻を狙える時は必ずチャレンジすることを心掛けています。
3Q、前半に引き続きハーフコートオフェンスが通じない。佐藤を下げて川嶋を投入し、スモールラインナップでトランジションの激しいバスケットをしかける。この作戦がはまり、最大20点あった得点差を6点差まで詰め寄る。
しかし、三河はベテラン柏木のスティールなどで逃げ切り、京都 78-93 三河 で試合終了。2連敗になりましたが、刈谷での大敗から1か月でよく挽回したと思います。
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●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#1 小島 元基 5.5 | 6,1,4
#2 川嶋 勇人 5.0 | 2,4,1
#5 マーカス・ダブ 5.0 | 8,4,0
#8 村上 直 6.0 | 8,5,2
#12 岡田 優介 6.0 | 12,2,3
#15 佐藤 託矢 5.0 | 3,1,2
#17 日下 光 DNP
#24 ローレンス・ヒル 6.5 | 16,4,0
#33 内海 慎吾 5.5 | 6,0,0
#34 籔内 幸樹 5.0 | 4,2,0
#42 ケビン・コッツァー 6.0 | 13,7,3
※印象に残った選手のみコメント
#1 小島 元基 5.5 | 6,1,4
狩俣を交代に追い込んだディフェンスは見事
#5 マーカス・ダブ 5.0 | 8,4,0
追い上げムードでファウルトラブルはもったいなかった
#8 村上 直 6.0 | 8,5,2
トランジションゲームで躍動。3ポイントを1本決めたかった
#24 ローレンス・ヒル 6.5 | 16,4,0
チームトップの16得点
#34 籔内 幸樹 5.0 | 4,2,0
今シーズン、得意のドライブをブロックされるシーンが目立つ
以上
2016年11月19日土曜日
【Bリーグ】16-17 第15Game 京都ハンナリーズ VS シーホース三河
2016/11/19 京都ハンナリーズ 69-78 シーホース三河@舞鶴文化公園体育館
観客数は884人。数年前と比べてホテルの宿泊費が高騰しているため、日帰りで舞鶴まで行きました。どこの地域に行ってもホテル代が値上がりしています。
さて、京都は10月の三河戦@刈谷で大差負け。特にやられたのが桜木です。
彼にインサイドでボールを預けて、パスアウトからのシュートが面白いように決まりました。三河はアウトサイドのシュート力も高いため、京都お得意のダブルチームも仕掛けずらく、なすすべがなかったです。
今日の試合、京都は自分のマークマンを無視しない程度に桜木へダブルチームを仕掛ける。桜木の得点とアシストがそれほど伸びなかったので、有効だったと思います。
しかし、桜木がだめなら三河には日本代表シューターの比江島と金丸がいます。3Qを終えて、京都 49-55 三河と逆転のチャンスは残されていたのですが、4Qだけで二人に14得点を決められ勝負あり。京都 69- 78 三河で試合終了。
負けはしましたが、前回の課題であった桜木を抑えることに成功したのは収穫です。明日の試合は三河のシューター陣のケアもしっかりしたい。
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今日も桜木のアシスト能力の高さが象徴されたシーンがありました。
以下の場面ではインサイドの桜木が、逆サイドの比江島にパスして3ポイントが決まります。
同様のシーンがエドワーズにもありました。しかし、パスが合わずターンオーバーになります。
桜木は40歳になりましたが、いまだに第一線で活躍しています。活躍出来ている理由は、アシスト能力の高さだと思いました。
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●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#1 小島 元基 6.0 | 13,3,3
#2 川嶋 勇人 4.5 | 0,3,1
#5 マーカス・ダブ 6.5 | 9,9,2
#8 村上 直 4.5 | 0,2,0
#12 岡田 優介 7.0 | 16,2,0
#15 佐藤 託矢 6.0 | 6,2,2
#17 日下 光 DNP
#24 ローレンス・ヒル 5.0 | 7,1,0
#33 内海 慎吾 6.0 | 8,1,0
#34 籔内 幸樹 4.5 | 0,1,0
#42 ケビン・コッツァー 6.5 | 10,9,2
※印象に残った選手のみコメント
#1 小島 元基 6.0 | 13,3,3
13得点と復調ぎみだが、PGとしてチームとボールを動かせていない
#8 村上 直 4.5 | 0,2,0
プレイタイム9分で2ターンオーバーは多い
#12 岡田 優介 7.0 | 16,2,0
得点だけでなく、オフザボールの動きでディフェンスのずれを作れている
#15 佐藤 託矢 6.0 | 6,2,2
桜木に及第点のディフェンス
#33 内海 慎吾 6.0 | 8,1,0
3ポイント2/2、シュート機会を増やせるようにチームでアシストしたい
以上
2016年11月6日日曜日
【Bリーグ】16-17 第14Game 京都ハンナリーズ VS 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
2016/11/6 京都ハンナリーズ 77-69 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ@ハンナリーズアリーナ
観客数は1671人でした。昨日の試合を勝利した京都。ボールと人がよく動くようになり、ダブとヒルもチームにフィットしてきました。
前半、コッツァーとダブがファウル3つでファウルトラブルに。On2の時間帯ながら佐藤を入れてon1となりましたが、佐藤が良く試合をつなぎました。
京都は、川嶋、佐藤を外国籍選手にマッチアップさせてギャップを作り、ダブルチームでプレスをかけてボールを奪うシーンが何度かありました。このようにディフェンスは成功しますが、その後のオフェンスで得点を奪えず流れに乗れない。前半終了 京都 29-27 名古屋D。
—–
開幕戦以降調子が落ち気味な小島。この日も迷いながらプレイしているように見えました。チームの戦術と自分の持ち味をミックス出来ていないと思います。
この日も3Qまでは今一つでしたが、4Q最後に同点シュートを決めて延長戦へ。延長戦では3ポイントも決めて、チームの勝利に貢献。小島がチームとかみ合った時、京都はさらに強くなります。
もう一人気になっていた選手は内海。昨シーズンと比べて3ポイント試頭数、成功率ともに落ちていました。しかし、今日の試合では3/4と大当たり。人とボールがよく動き、オープンで3ポイントを打てていたからだと思います。
内海は、キャッチ&シュートが得意で、ドリブルをついて3ポイントを打つのは不得意。チームにある程度お膳立てしてもらって、生きるプレイヤーです。彼が気持ちよく3ポイントを打てている時、チームの状態も良いといえます。
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延長戦は、ファウルトラブルで外国籍選手の退場が続き、On0で1分28秒を戦うことに。全員身長190cm未満の超スモールラインナップながら、川嶋がディフェンスリバウンドをもぎ取るなどハッスルして、京都 77-69 名古屋D で京都の勝利。
首位名古屋Dに連勝してB2降格圏から脱出。バイウィーク明けは三河戦です。前回大敗した相手にどう立て直すか注目です。
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●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、リバウンド、アシスト)
#1 小島 元基 6.5 | 11,3,3
#2 川嶋 勇人 7.5 | 11,5,1
#5 マーカス・ダブ 4.0 | 4,2,0
#8 村上 直 6.0 | 6,1,1
#12 岡田 優介 7.0 | 11,5,3
#15 佐藤 託矢 6.5 | 0,6,0
#17 日下 光 DNP
#24 ローレンス・ヒル 7.5 | 11,3,2
#33 内海 慎吾 7.0 | 11,2,0
#34 籔内 幸樹 5.5 | 0,0,0
#42 ケビン・コッツァー 7.0 | 12,10,2
※印象に残った選手のみコメント
#2 川嶋 勇人 7.5 | 11,5,1
スタメン起用にこたえる2桁得点と勝利をもぎ取るリバウンド
#5 マーカス・ダブ 4.0 | 4,2,0
ファウルトラブルで9分未満のプレイタイム
#12 岡田 優介 7.0 | 11,5,3
延長戦、ファウルをもらって得点をつなぐところがベテランらしい
#24 ローレンス・ヒル 7.5 | 11,3,2
フィールドゴール5/5、華麗なアシストも出た
以上
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