2013年4月30日火曜日
【bjリーグ】京都ハンナリーズ レギュラーシーズン戦評&プレーオフに向けて
京都ハンナリーズのレギュラーシーズンが終了しました。29勝23敗の5位。優勝を狙える戦力と思っていたので、5位の結果は残念です。
選手の入れ替えは以下のとおりでした。
OUT:ランス・オーレッド、リック・リカート、リー・クマード、ババカ・カマラ、石橋晴行、仲村直人、井上裕介、川辺泰三、
IN:デイビッド・パルマー、ジーノ・ポマーレ、マーカス・クザン、寒竹隼人、岡田優、片岡大晴、北村豪希、稲垣諒
5位に沈んだ理由は何か?
■オフェンス編
去年はJB(ジャーメイン・ボイェット)がオフェンスの核として働いてくれました。211cmのセンター3人で得点を取りつつ、JBのドライブでスコアしていてバランスが良かったです。
しかし、今年前半のJBはドライブしてもシュートまで行けず、苦し紛れのパスを出すケースが多かったです。片岡も頑張ってくれていましたが、エースというよりつなぎの得点が多かった気がします。
京都は1対1でディフェンスを抜けるプレイが少なく、パスを回しているだけになっていました。インサイドはダブルチームすればよいだけ、アウトサイドはべったりつけば良いだけ。相手からすれば怖さを感じにくなったように思います。
■ディフェンス編
オフェンスより問題だったのはディフェンス。去年はクマードがディフェンスエースとして活躍してくれていました。今年の京都は相手のエースフォワードにつける人がいませんでした。クマードがいればと何度思ったことか。
パルマーがエースフォワードにマッチアップすることが多かったけど、つききれないケースが多かったです。沖縄でパルマーがシックスマンをしていた理由がよく分かりました。オフェンスは素晴らしいけど、ディフェンスは及第点だからなのだと。
仲村がいないことも大きかった。4/7の東京戦では青木が21得点。去年の対大阪では仲村が完璧に抑えてくれただけに、仲村がいればと思いました。
昨シーズンの選手がいないこと、本来のパフォーマンスを発揮できていないことを問題点にあげました。今年の京都もfor the teamが出来ていただけに、個の力や強引さが足りなかったと思うからです。for the teamを意識しつつ、強引に得点を取りにいきたかった。
■滋賀レイクスターズとのプレーオフ
滋賀は小川が故障で今季絶望、レイ・ニクソンも病み上がり。チームコンディションはそれほどよくないでしょう。
オフェンスはJBにかかっていると思っています。パルマー・岡田はべったりマークされ、クザンはダブルチームされるでしょうし。勝負所でのJBのクラッチシュート、期待します!
ディフェンスは#19ゴメスをどうやって守るか。1対1でディフェンスしきれないので、ヘルプやダブルチームをどのタイミングでしかけるか見ていきたいと思います。
2013年4月7日日曜日
【bjリーグ】12-13第46節 京都ハンナリーズ VS 東京サンレーヴス
2013/4/7 京都ハンナリーズ 80-82 東京サンレーヴス@小金井市総合体育館
今日の観客数は831人。爆弾低気圧が去り、東京のお天気は快晴でした。
スターティング5とマッチアップは
#8村上(178cm) - #11青木(167cm)
#91片岡(184cm) - #33高田(186cm)
#21寒竹 隼人(194cm) - #10井上(201cm)
#12パルマー(201cm) - #24ウッズ(194cm)
#41クザン(211cm) - #16ジョーンズ(211cm)
京都平均193.6cm - 東京平均191.8cm
昨日の試合では青木が目立ちませんでした。しかし、今日の東京は試合の入りから青木を中心としたオフェンスを展開。村上がマッチアップしていましたが、マークしきれていませんでした。
青木のアウトサイドがあることで、ウッズの1on1やジョーンズのインサイドが生きる。東京のオフェンスを止めることが出来ず、3Q終了時点で京都56-東京70と14点差を付けられてしまいました。
京都のオフェンスはアウトサイドシュートが多くなってしまったものの、悪くなかったです。それで56点しか入らなかったのは、ディフェンスがよくなかったからだと思います。
4Q、稲垣がスタートから登場。京都の作戦は岡田、稲垣にシュートを打たせる作戦。得点差はつまらなかったものの、京都のオフェンスリズムが良くなったように思いました。
残り8分を切って片岡を入れて、京都はオールコートプレス。東京の佐々木をターゲットにターンオーバーを誘発し、得点差を一気に縮める。1点差まで追い上げるが逆転は出来ず。
逆に残り2分を切ってからデュレイオブゲームを宣告されて、テクニカルファールのフリースローを与えてしまう。この1点が最後に響き、京都80-82東京でゲーム終了。
4Qのギャンブルが成功したのは良かったが、そもそもイースタン下位の東京に3Qで14点差付けられたのがダメ。
プレーオフホームゲーム開催が遠のく1敗。そして、外国籍選手3名の千葉や東京に連勝出来ない現実。プレーオフを勝ち上がるのは相当厳しそうです(T_T)。
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 5.0 | 0,2,1
#2 ジャーメイン ボイェット 6.0 | 12,1,1
#8 村上 直 4.5 | 2,3,0
#12 デイビッド パルマー 4.5 | 10,3,2
#14 稲垣 諒 6.0 | 2,1,2
#41 マーカス・クザン 6.5 | 21,0,17
#42 ジーノ・ポマーレ 4.5 | 11,0,7
※印象に残った選手のみ
#0 瀬戸山 京介 5.0 | 0,2,1
交代で出てきたが、悪い流れを変えられず。
#2 ジャーメイン ボイェット 6.0| 12,1,1
4Qのオールコートプレスは見事でした。
#8 村上 直 4.5 | 2,3,0
青木をフリーにしてしまい、悪い流れを作ってしまいました。
#12 デイビッド パルマー 4.5 | 10,3,2
全体的に精彩を欠いていました。
#14 稲垣 諒 6.0 | 2,1,2
思いきりの良いシュート、ディフェンスは6manにふさわしい活躍でした。4Qの追い上げは彼なくして語れない。
#41 マーカス・クザン 6.5| 21,0,17
今日もダブルダブル。
#42 ジーノ・ポマーレ 4.5 | 11,0,7
クザンのいない時間帯、バックアップセンターとしてあまり機能しませんでした。
2013年4月6日土曜日
【bjリーグ】12-13第45節 京都ハンナリーズ VS 東京サンレーヴス
2013/4/6 京都ハンナリーズ 86-80 東京サンレーヴス@小金井市総合体育館
今日の観客数は817人。JBLのプレーオフトヨタVS東芝@国立代々木第二体育館 のオーバータイムを見てから小金井市総合体育館へ急行。なんとかTipOffに間に合いました。
スターティング5とマッチアップは
#8村上(178cm) - #11青木(167cm)
#91片岡(184cm) - #33高田(186cm)
#21寒竹 隼人(194cm) - #10井上(201cm)
#12パルマー(201cm) - #24ウッズ(194cm)
#41クザン(211cm) - #16ジョーンズ(211cm)
京都平均193.6cm - 東京平均191.8cm
東京のウッズ、bjリーグのページでは198cm。しかし、今日配布されたゲームレビューちらしでは194cmでした。194cmが正解に近いのだろうなと思いました。バスケの選手が身長をサバ読みするのは当たり前ですし。
今日の試合のポイントはウッズの1on1に対するディフェンスです。ある程度やられるのは仕方がないとするのか、ダブルチームをかけて抑えに行くのか。
京都はある程度やられるのは仕方がないプランだったと思います。その変わり他の選手をしっかり抑えれるようにしていました。
京都は前節に続き積極的にシュートを打てていました。アウトナンバーになったらシュートを打たないと相手は怖くない。今の姿勢を継続していってほしいです。
1Q、東京はウッズの1on1を中心にオフェンス。京都はインサイド中心に行くと思いきやアウトサイドシュートが多かったです。京都22-18東京。
2Q、東京はインサイド主体でオフェンスするが、ボールが回らず攻め切れない。京都は1Qは布石とばかりにインサイドで攻撃、クザン無双でした。京都44-29東京。
3Q、東京はウッズの1on1、インサイド、ドライブからのキックアウトを取り混ぜて京都を追い上げる。京都61-53東京。
4Q、東京はさらに得点を重ね、京都63-61東京と2点差まで追い上げる。ここで片岡がドライブからジャンプシュートを決めて、嫌な流れを切る。京都は東京を突き放し、京都86-80東京で試合終了。
インサイドではクザンがレベルの違いを見せつけていました。東京の井上が3ポイントやインサイドで得点していたことも印象的。2m超のbj日本選手でここまでしっかり攻める選手はなかなかいない。インサイドでブロックされてもめげずに攻め続ける姿勢は可能性を感じました。
●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#1 岡田 優 6.0| 11,2,1
#2 ジャーメイン ボイェット 6.5| 11,0,3
#12 デイビッド パルマー 5.5| 11,3,3
#21 寒竹 隼人 7.0| 8,0,4
#41マーカス・クザン 7.5| 22,4,11
#91 片岡 大晴 7.5| 17,4,2
※印象に残った選手のみ
#1 岡田 優 6.0| 11,2,1
ディフェンスの頑張りが印象に残りました。
#2 ジャーメイン ボイェット 6.5| 11,0,3
欲しいところでドライブから得点。去年の大黒柱が復調してきました。
#12 デイビッド パルマー 5.5| 11,3,3
ウッズのディフェンスに手を焼きファールトラブルに。
#21 寒竹 隼人 7.0| 8,0,4
パルマーがファールトラブルになり、ウッズをディフェンス。かなり守れていました。影のMVPに推したい。
#41マーカス・クザン 7.5| 22,4,11
第二Qはクザン無双。bjのインサイドプレイヤーではレベルが1段抜けている気がします。。
#91 片岡 大晴 7.5| 17,4,2
第4Q苦しい時間帯に決めたシュートは値千金。攻める姿勢を終止見られたのもよかった。
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