2021年7月6日火曜日

【京都ハンナリーズ】2020-21シーズンのスタッツや戦術を前シーズンと比較・分析





京都ハンナリーズを9シーズン率いた浜口HCが退任し、2020-2021シーズンは小川HCが就任。


開幕4連敗でシーズン序盤は苦戦するものの、西地区8位(21勝36敗)、全体15位でフィニッシュ。


2020-2021シーズンの降格はありませんが、降格圏(17~20位)を回避できたので、新任HC&ロスター刷新を考えれば、及第点の成績と思います。


この記事では、

 1.2020-21と2019-20シーズンのスタッツ比較

 2.小川HCと浜口HCの戦術の違い

を書きます。


※スタッツは、Basketballnavi.DB から引用しています。




1.2020-21シーズンをスタッツを元にした振り返り

(1)チームスタッツ

・ペース





攻撃効率を表す(値が大きいほど早くシュートを打つ) ペースは、ほぼ同じ。

少し遅くなっているのが以外でした。



・シュートレンジ


シュートレンジで大きく違うのは、OP(ペイント外※)のアテンプト数です。

※ペイント外は、ペイント外の3ポイントを除くシュート数


小川HCは積極的にミドルシュートを打ちにいっていました。詳しくは戦術違いの2章で説明します。



・アシスト



アシスト数は減りましたが、ターンオーバー数も減りました。

パスの回数が増えるほどターンオーバーも増えるので、妥当な数値と思います。


2019-20はマブンガが、1試合平均8.7アシスト、4.4ターンオーバー。

2020-21、マブンガは移籍し、加入したライスが1試合平均2.7アシスト、1.5ターンオーバーでしたので、二人の影響が大きくチームスタッツに表れています。






2.小川HCと浜口HCの戦術の違い

小川HCは、浜口HCと違いトレンドの戦術を採用することが多かったです。


(1)オフェンスオプション

オフェンスのファーストオプションは、

 小川HC:ピック&ロール(ポップ)

 浜口HC:ポストプレイ

の試合が多かった印象です。


ポストプレイで攻めきれる日本籍選手はあまりいませんが、

ピック&ロール(ポップ)のハンドラーであれば、日本籍選手でも一応務まるので、

小川HCのシーズンは、日本籍選手が攻める機会が増えたと思います。

 

 

(2)ピック&ロール(ポップ)に対するディフェンス

ピック&ロール(ポップ)に対するディフェンスは、

 小川HC:アイスを使って、サイドにボールマンを追い出す。スイッチもそこそこ使用する。

 浜口HC:ショウディフェンスで、スイッチせずに守る。スイッチの使用頻度は低い。

でした。


守り方もかなり変わりましたね。


小川HCのシーズン序盤は、アイスでサイドにボールマンを追い出すも

逆サイドからヘルプが来ないことがそこそこあり、残念感がすごかったのですが、

シーズン中盤以降は、徐々に改善されていきディフェンス強度も上がりました。

 

 

(3)エースに対するディフェンス

 小川HC:アイスディフェンス中心で、たまにダブルチーム

 浜口HC:必要に応じてダブルチーム


小川HCは、ピック&ロール(ポップ)とエースに対するディフェンスで、

アイスを優先的に使用していました。

 

チームの決まり事がシンプルになるので、新チームとしては良かったかもしれません。

 

 

(4)シュートレンジ

 小川HC:ミドルシュートも積極的に打つ

 浜口HC:ゴール下or3ポイント中心


スタッツでも紹介しましたが、小川HCはミドルシュートを意識して打たしていました。


一般にペイント内、3ポイントラインはディフェンスが厳しく、

得点効率が低いミドルレンジのディフェンスは比較的緩いです。


打たしてくれるミドルシュートを打つことで、オフェンスの選択肢を増やしていました。





3.まとめ

2020-21シーズンは、前シーズンからロスターとヘッドコーチが変わり、スタッツや戦術に大きな違いがみられました。


2シーズン目となる小川HCが、どのように戦術をステップアップさせるか注目したいと思います。


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