2015年11月13日金曜日

【bjリーグ】15-16 第11Game 京都ハンナリーズ VS 大阪エヴェッサ

 

 
2015/11/13 京都ハンナリーズ 73-70 大阪エヴェッサ@ハンナリーズアリーナ
 
 
公式発表で観客数は1057人。今季の大阪は優勝経験のある桶谷 大ヘッドコーチが就任。選手は並里 成、綿貫 瞬やアシャオルが加入しウエスタン上位を狙えるチームとなりました。
 
 
試合は終止クロスゲームとなる面白い展開。日本籍選手がどれだけリングにアタック出来るかが鍵と予想していました。
 
試合開始早々、大阪がリードを広げて京都は早々にタイムアウト。試合全体を通して、選手交代やタイムアウトを早めに取る傾向があり、ヘッドコーチ対決も見どころの一つでした。
 
 
2Q、大阪の久保田が投入されると、薦田が久保田に対してスピードのミスマッチから得点を奪いました。また、京都の徳永がボールを運ぶと大阪はダブルチームからターンオーバーを誘う。相手の弱点をしっかり突いている所も興味深かったです。
 
4Q残り16秒でオーフェンスがドライブから得点し、72-70と京都がリード。大阪は並里が逆転の3ポイントを狙うも外れて勝負あり。京都 73-70 大阪で京都の勝利。
 
 
大阪は日本籍選手の今野、並里、橋本がリングにアタック出来ていました。今日は調子が悪かった綿貫、相馬も加われば、非常に強力なオフェンスになると思います。日本籍選手が得点出来るチームは間違いなく強い。負けはしましたが、明日はさらにファイトしてくるでしょう。
 
京都は18ターンオーバーも高い3ポイント 7/16(44%)成功率に助けられました。明日も勝つには、イージーなターンオーバーを減らし、薮内や村上の得点が伸びないと厳しいと思います。
 

 
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●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 6.0 | 0,1,1
#7 薦田 拓也 8.0 | 20,0,3
#8 村上 直 6.5 | 2,2,1
#12 デイビッド パルマー 6.0 | 6,0,4
#15 ラリー オーウェンス 7.5 | 16,4,11
#17 日下 光 7.0 | 9,0,1
#19 徳永 林太郎 5.0 | 1,0,0
#25 佐藤 託矢  DNP
#33 内海 慎吾 5.5 | 4,1,2
#33 籔内 幸樹 6.0 | 2,2,3
#42 ケビン コッツァー 7.5 | 13,1,12
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#0 瀬戸山 京介 6.0 | 0,1,1
 ゴール下フリーでシュートをためらったシーンはもったいなかった

#7 薦田 拓也 8.0 | 20,0,3
 ボールを持ったらシュートを狙う姿勢、素晴らしかった

#8 村上 直 6.5 | 2,2,1
 もったいないターンオーバーはあったが、動きはよかった

#15 ラリー オーウェンス 7.5 | 16,4,11
 3ポイント2/4、苦手かと思っていたけど最近よく入る

#17 日下 光 7.0 | 9,0,1
 3ポイント3/5、遠目からのシュートもよく決めました

#33 内海 慎吾 5.5 | 4,1,2
 ターンオーバー3つは多い。
 


2015年11月8日日曜日

【bjリーグ】15-16 第10Game バンビシャス奈良 VS 京都ハンナリーズ

 


 
2015/11/8 バンビシャス奈良 80-63 京都ハンナリーズ@奈良市中央体育館
 
 
公式発表で観客数は1428人。京都は昨日の試合をダブルスコアで圧勝。しかし、大差勝ちの翌ゲームは、負けたチームも気持ちが入るため簡単な試合にならないことが多いです。
 
 
前半、奈良は3ポイントを9/16の56%成功させて、奈良 45-31 京都 と大きくリードしてハーフタイムを迎える。ただ、3ポイントに頼りすぎた感じがしたので、後半の確率は落ちると思いました。
 
京都のディフェンスがよくなかった部分もありますが、3ポイントをこれだけ決められれば仕方がないです。ディフェンス以上に問題なのはオフェンス。オフェンスをきっちり成功させて30点後半取って、一桁差で前半を折り返せれば今日の試合は勝てたはずです。
 
 
3Q、瀬戸山が3ポイント付近のディフェンスを強化。オフェンスではコッツァ-にボールを集めて、インサイドの強くないリチャートから得点を重ねる。京都は1点差まで詰め寄るが、反撃はここまで。奈良が良い所で3ポイントを決めるなど再びリードを広げて、奈良 80-63 京都で奈良の勝利。
 
 
京都は奈良にオフェンスパターンを2点読まれていたと思います。
一つは、3ポイントとハーフライン付近でのパス交換です。何度かターンオーバーを誘われていました。
 
もう一つは、ドライブからレイアップと見せかけてゴール下のビッグマンへのパスです。これも何度かスティールされていました。
今日一番問題だと感じたのはこのプレイ。綺麗にバスケットをやろうとしすぎです。シュートを狙う、ファールをもらうという意識が低すぎます。
 
 
上記2点は、次の大阪戦までにしっかり修正してほしいと思います。
 
 

 
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●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 4.5 | 0,1,1
#7 薦田 拓也 4.0 | 0,1,1
#8 村上 直 4.0 | 0,1,0
#12 デイビッド パルマー 3.5 | 5,0,2
#15 ラリー オーウェンス 4.5 | 12,1,12
#17 日下 光 4.0 | 0,2,0
#19 徳永 林太郎 4.0 | 0,0,0
#25 佐藤 託矢 DNP
#33 内海 慎吾 4.0 | 5,1,3
#33 籔内 幸樹 3.5 | 11,7,1
#42 ケビン コッツァー 6.0 | 30,1,13
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#0 瀬戸山 京介 4.5 | 0,1,1
 3Q開始早々のディフェンスはグッドでした

#8 村上 直 4.0 | 0,1,0
 スターターに抜擢されたが、期待に答えられず

#12 デイビッド パルマー 3.5 | 5,0,2
 3ポイント0/3、2ポイント1/3、動きに精彩がない

#25 佐藤 託矢 DNP
 今日のようなゲームで佐藤というオプションを試したかった

#33 籔内 幸樹 3.5 | 11,7,1
 ターンオーバー5、司令塔としてゲームを作れなかった

#42 ケビン コッツァー 6.0 | 30,1,13
 30得点と一人気を吐く
 


【bjリーグ】15-16 第9Game バンビシャス奈良 VS 京都ハンナリーズ

 

 
2015/11/7 バンビシャス奈良 47-94 京都ハンナリーズ@奈良市中央体育館
 
 
公式発表で観客数は1333人。奈良は新潟からヒンクルが加入。新潟在籍時に1試合平均20点以上取っており、得点面での貢献が期待されます。
 
 
試合開始早々、奈良はゾーンディフェンスを展開。京都は少し攻めづらそうでしたが、オーウェンス、内海、薮内の3ポイントが決まりリードを広げる。さらにファストブレイクからオーウェンスのダンクが決まって、奈良 9-20 京都の時点で奈良のタイムアウト。
 
タイムアウト後、奈良はマンツーマンディフェンスにするが流れは変わらず、1Q終了 奈良 11-22 京都。2Q、佐藤がヒンクルとポジション争いで、フレグラント2を宣告され一発退場となる。佐藤のいない京都は、後半もリードを広げ、奈良 47-94 京都とダブルスコアで勝利。
 
 
ダブルスコアの要因の一つは、球離れの速さです。京都はボールを持ってからパスまでが早いため、奈良はディフェンスし切れずに京都は簡単にシュートを打てました。逆に奈良は球離れが悪いため、京都のダブルチームを受けてターンオーバーから失点を繰り返しました。
 
 
今日の京都は少し出来過ぎた感があります。奈良のゾーンディフェンスに対して3ポイントが入らなかった場合、どのように対処するか見てみたいと思いました。
 
 

 
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●個人表(10点満点採点(5.5~6.0が平均値) | 得点、アシスト、リバウンド)
#0 瀬戸山 京介 7.0 | 0,6,8
#7 薦田 拓也 7.0 | 12,0,4
#8 村上 直 7.0 | 14,2,0
#12 デイビッド パルマー 6.5 | 9,2,5
#15 ラリー オーウェンス 8.0 | 20,1,6
#17 日下 光 6.0 | 3,1,3
#19 徳永 林太郎 6.0 | 5,2,1
#25 佐藤 託矢 5.0 | 1,1,2
#33 内海 慎吾 7.0 | 8,1,0
#33 籔内 幸樹 7.5 | 14,8,1
#42 ケビン コッツァー 7.0 | 8,2,8
 
※印象に残った選手のみコメント
 
#7 薦田 拓也 7.0 | 12,0,4
 ボールを持ったらまずはシュートを狙っていて頼もしい

#8 村上 直 7.0 | 14,2,0
 ドライブからレイアップの精度が若干低い。もう一声ほしい。

#15 ラリー オーウェンス 8.0 | 20,1,6
 3ポイント4/4! ディフェンスも2番~5番まで守れて頼もしいの一言。

#25 佐藤 託矢 5.0 | 1,1,2
 フレグラント2はもったいなかった。

#33 籔内 幸樹 7.5 | 14,8,1
 3ポイント2/2にアシスト8。ディフェンスでも鈴木を自由にさせず